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2007年 08月 12日 の記事 (2件)


 大喜というその店は、富山駅前のビジネスホテル街に程近い広小路に面した場所にある。行列こそできてはいないが、昼時を過ぎた時間というのに、客の出入りが激しく忙しさが垣間見られる。
ラーメンを食べたいというよりは、餃子をつまみにビールでのどを潤したい・・・そんな気がする真夏の昼下がりだった。のれんをくぐり、カウンターに座る。メニューをみて愕然。餃子がない。ラーメン店にはギョーザがあるものという先入観を見事打ち砕かれた。ビールはあったのでほっとする。つまみになるものはと・・・
チャーシューがあるらしい。お願いしてみたら、すこぶる美味い。このチャーシューベースのラーメンなら美味いだろうなということでラーメン(中華そば)もたのんでみることに。ふつうだと、メニューに、「チャーシューメン」があるはずと思い、注文しようと思ったのだが、なかったので、しかたなく「ふつうのを」注文することにした。メニューには、「中華そば(小)」「中華そば(大)」「中華そば(特大)」とある。お店のおかみさんと思しき方に聞いてみると、「小」であたりまえの一人前の量であるという。
 程なく出来上がってきたそれは、今まで出会ったことのない風貌をしていた。
 濃い。限りなく濃い。そして、黒く澄みきっていた。イカ墨のような黒さではなく・・・本当に例えようのない黒さなのである。しかも、やはり、しょっぺー。つまみにしてたチャーシューがしっかりした味だったので予想はしていたが、これほど強烈とは。2本目のビールがあいた。こんなにしょっぺかったら、体に悪いべやと、はらがたってきたほどだが、スープに隠されたコクに騙され完食。
 7年ほど前の夏の出来事なのだが、最近、よく思い出す。あの、強烈にしょっぺえ、体に悪そうな?味を前頭葉がほしがって仕方ないのだ。
 そのラーメンの系統を「富山ブラック」と呼ぶらしいことを最近知って、なおさら恋しいのである。
 ブラックに対局して、最近、富山ホワイトというラーメンの分野が確立しつつあるらしい。富山湾で獲れるシロエビをベースにした塩ラーメン・・・?詳細は不明なり。


アクセストレードレビュー
2007 08/12 14:13:22 | 食いしん坊 | Comment(0)
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 仕事の都合で日本各地をいろいろ回ったおかげで、名だたる花火大会を観賞する機会をいくつも得た。
やはり、有名どころは素晴らしく、長野・諏訪湖や新潟・長岡、秋田・大曲などは記憶も鮮烈だ。
だが、どれが日本一かと訊かれると、それは北海道のとあるマニアックな花火大会だと答える。
その名を、「昭和新山火祭り」という。毎年、8月の概ね第4週の土日に行われるその花火大会は、観る者を圧倒し、感動させてやまない。
昭和新山と呼ばれるお山の噴火を花火で再現するというそれは、花火の打ち上げ数こそ1日あたり1500発と、平均的なものだが、秘密はその打ち上げの間隔にある。
1500発の花火を惜しげもなく、25分足らずで打ちつくしてしまうその迫力を想像してみてほしい。実際には、観て聴いた者にしかわからんかもしれんが、光と轟音の渦の中でおよそ30分があっという間に過ぎ去っていく。
今年も8月26・27日の両日実施される予定だという。場所は北海道壮瞥町昭和新山山麓公園である。来年、サミットが開催される洞爺湖からも程近い。百聞は一見にしかず・・・である。
2007 08/12 04:27:53 | 地域情報 | Comment(0)
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