ドイツでの話しだが、非喫煙者であることを理由に、従業員を解雇した経営者が現れた。禁煙が世界の流れとなる中で、勇気ある決断に賛辞をおくりたい。ちなみに、オラは、禁煙実行中だが、喫煙者の権利も尊重する立場である。
タバコを吸わない従業員を解雇 - ドイツの経営者が「禁煙法」に反発
公共場所や職場における禁煙化の流れが世界的に進むなか、ドイツの中小企業の経営者が非喫煙者の従業員を解雇したとして話題となっている。
ロイターによると、この経営者はドイツ・BuesumにあるIT系上位10社のうちの1社としても知られる企業のオーナー・Thomas J氏。同氏は、喫煙自由化運動を乱したとして、3名の非喫煙者の従業員を解雇したという。
ドイツでは、2007年8月1日に一部の州で「禁煙法」が施行されて以降、2008年1月1日からは8つの州で、年内には国内すべての州で公共場所や飲食店における喫煙が原則として禁止される。違反の場合には、州によって対応が異なるが、最高5,000ユーロの罰金が徴収される。しかしながら、いまも小規模の事業所ではいまも喫煙が認められているのが現状のようだ。
Thomas J氏は、地元の「Hamburger Morgenpost」紙の取材に対して「厄介者に煩わされたくない。我々は常に電話でコンタクトをしており、タバコを吸いながら仕事をしても問題ない。誰もが喫煙者を締め出している昨今だが、いままさにリベンジのときだ。これからは喫煙者だけを採用するつもりだ」と話している。 (マイコミジャーナルから転載)
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