|
薬草ドリンクや薬草風呂、薬草を採りながら歩く散歩道と薬草づくしの旅はいかが−。徳島県吉野川市美郷地区の住民が、地元の薬草をアピールして健康志向の観光客を呼ぼうと「健康村」づくりを進めている。
2年前、農家のグループ代表の藤村和行さん(54)の提案で薬草に詳しい崇城大(熊本市)の村上光太郎教授を講師に迎えた住民向けの薬草講演会が始まったのがきっかけ。昨年4月には10数人が参加する「美郷薬草研究会」ができた。
研究会は村上教授の助言を受けて商品の試作を重ねた。今年7月、第1弾として疲労回復効果があるという山菜のイタドリをジュースにして発売した。梅の薫製「烏梅」やタンポポコーヒーなど約10種類も発売する。
昨年秋には地元の温泉で、皮膚の炎症に効くという低木クロモジを浮かべた薬草風呂を企画。農家の民宿にも広げる予定という。
共同通信
アイディアが大切だよね。
|