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福田首相は7日、今春の大型連休(ゴールデンウイーク)を利用したロシア訪問の検討に入った。
プーチン大統領の招請を受けたもので、北方領土問題やシベリア開発など経済協力について協議する。
サミット(主要国首脳会議)などの機会を除き、首相が単独でロシアを訪問するのは、2003年1月の小泉首相(当時)以来となる。
ロシアのロシュコフ外務次官が先週来日した際、モスクワで日露首脳会談を実施したいとの意向を日本側に伝えるなど、ロシア側は首相の訪問を招請していた。プーチン大統領は今年1月、福田首相の親書に対する返書を送り、領土問題解決に前向きに取り組むメッセージを伝えてきた。
プーチン大統領は5月中に退任する予定だが、次期政権でも大きな影響力を維持するのは確実な情勢。このため政府は、退任直前でも首脳会談を行う意義があると判断した。
首相は、ロシア訪問にあわせ、北海道洞爺湖サミットに出席するほかの欧州諸国訪問も調整している。
(2008年2月7日13時16分 読売新聞)
個人的に行くの?
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