
【効能】利尿、駆風、胃腸の抗腐敗、胃腸の過敏症、子宮の活性
【用途】腎臓及び胆嚢の感染症、腹部の疝痛、鼓腸、消化不良
東ヨーロッパに自生し、旧約聖書に出てくるこの木のエバグリーン色した樹皮は古代の人々の力の源泉と信じられていました。薬用の他香料としても利用されます。常緑樹で高さ六〜七メートルに達し、その球果を入れた蒸留洒がジンです。ビャクシンは精油を含んでおり、これが薬学上の有効成分であると一般的に考えられています。さらに、フラボノイド、ステロール、カテキン、プロアントシアニン、脂肪酸などの栄養素を豊かに含んでおり、これらの多くが集まって抗酸化作用などの生物学的効果をもたらしています。