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2008年
3月4日(火)、『ロッキング・オン』4月号を買った。 12月号につづいて、またレッド・ツェッペリンが表紙だ。 今回はジミー・ペイジのロング・インタビューで渋谷陽一が良い仕事してる。 ジミーがこんなに饒舌に、自分を開放してあれやこれや話してるのは、 1980年のツェッペリン解散以降、おそらく初めてのことじゃないかな? 笑っちゃったところもあるし、中身が濃くて楽しい記事だった。
ジミーはずっと「ツェッペリンやりたい!」という未練を抱えたままだったから、 今回の再結成ライブが成功して、おおいに満足してるのが素直に伝わった。 そして、いまの年齢でもレッド・ツェッペリンの音がまだ成立することに 安心と喜びがあり、それがいちばん嬉しいことだったんだな・・・というのも ジミーの言葉を読んでいて強く感じた。 「なにをしゃべってもいいんだ、俺たちは大丈夫なんだから・・・」みたいな 安心感を得て、気持ちがすごく楽になってるのがわかるもんね。 ライブのいきさつ、リハーサル、ロバート・プラントのこと、サウンドの再現。 気心知れた友人にしゃべってるように、なんの構えもなく話してる。
1985年のライブ・エイドでフィル・コリンズが共演したことについて、 「あいつが俺たちのセッションを台無しにしやがったんだよ」と怒っていて、 読んでて爆笑しちゃったが、まだ根にもってんの?ということにも驚いた。 自分たちのアンサンブルに関係なく、おかず入れまくりで自己主張の強い ドラムを叩いていた・・・てことなんだけど、もう忘れなさいよ(笑)。 ただ、ライブ・エイドのDVDに彼らの映像が未収録なのは、 こういう理由でジミーが収録を許可しなかったわけね・・・と納得できた。
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