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2008年
5月2日(木) 『ロッキング・オン』6月号を買った。 巻頭特集は「UKロックの100枚」で、ネタがないときに使ういつもの企画。 もう飽きたよ・・・と思いつつ買って帰った。
うん、ほんとに場つなぎの企画だよな・・・と思いながら読み始めたら 今回は「評価としての100枚」ではなく「聴き手としての100枚」で、 それぞれが個人的に思い入れの強い1枚を選ぶ、というものだった。 しかも、外部からのゲストを迎えて、それぞれが1〜3枚選んで書いていた。 ミュージシャン、漫画家、映画監督、お笑い芸人、イベンター、など14人。 いしわたり淳治とナカコーの元スーパーカー2人に お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦が書いているのは嬉しかったな。 なぜか大谷くんだけ5枚も書いていて、ロック通ぶりがよく伝わってきた。 今回は面白かったね〜。読んでて楽しかった。
100枚のセレクトは王道をいっていて、斜に構えたり通ぶったりしていない。 ビートルズ『アビーロード』、ピンク・フロイド『狂気』、U2『ヨシュア・トゥリー』、 ザ・ヴァーヴ『アーバン・ヒムズ』、コールドプレイ『静寂の世界』・・・だ。 60年代〜現在までのUKロックの歴史であり教科書である名盤たち。 「売れたから名盤」「有名だから名盤」なのではなく、 アーチストの創造性と表現が聴き手に与える感動や影響が大きい作品。 それが結果として「評価」になり「名盤」として受け継がれていくのだ。 ちなみにクイーンは『オペラ座の夜』。正しい!
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