夏は憂鬱 秋は憐憫 冬は退屈的日々雑記
No book No life、1冊目。


●『不連続殺人事件』(角川書店・文庫)
●坂口安吾
●読んだ日:2001年03月。
●コメントとか:別にミステリが好きとかじゃなくて、高校のときの国語便覧を眺めながら、坂口安吾いいじゃん、と思って読んでみたよ。
戦後ちょっと経っての夏のおはなしで、レトロとは違うけど、なんかこういう時代背景ってすきだ。
(江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズとかもそう?)
言っちゃうけど、わたしがこのキャラいいなぁと思ってた人が犯人でした。
特にすきな場面は、終幕に向けてはなしが急展開していくところ、死んじゃう人たちの中で最後から3番目(たぶん)の人が死ぬあたり。
登場人物も芸術人・文化人が多くて魅力的で、警察の人も面白いよ。
文体もすごく読みやすい。
堅苦しくなく気軽に読めるけど、推理ものとしてちゃんとしてるのがいいです。


強行突破でやってみたよ。
本がいま手元にないから詳しく語れないけど、印象に残ってるおはなし。
まぁあくまでわたしのものさしですから、ここに書いてる感想は、まるっとは信じないでくださいね。
2006 04/06 23:40:44 | none | Comment(0)
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