夏は憂鬱 秋は憐憫 冬は退屈的日々雑記
●『新興宗教オモイデ教』(角川書店・文庫)
●大槻ケンヂ
●読んだ日:2001年05月。
●コメントとか:13歳のときに読んだまんがのおまけページにおすすめの本で紹介されてたのを、7年越しに思い出して読んでみた。
平凡な高校生の男のコが、急に学校をやめてしまったクラスメートのなつみさんをきっかけにオモイデ教とかかわっていくんだけど、まぁなんて言うか、暗沌とした話だよ。
そして宗教の、って言うか人がなにかを信じるというエネルギーはおそろしいものなんだなぁと思い知らされる。
わたしは言葉で読む分には全然許容範囲内だけど、それなりにアンダーグラウンドが広がっているのでそういうのがだめなひとは読まない方がいいです。
でもストーリーはすごくスリリングで面白い。
どう展開するのか見えてこないし、メグマ〜。
わたしの記憶が正しければ、最後の一文がとても綺麗に幕をおろしてるの。
わたし、最後のセンテンスを覚えてる小説って今まででこの1冊だけだー。
最後もいいけど途中もいいから、読むならいっきに読むべきだよ。
って言うか読み始めたらつづきが気になって、絶対途中でやめれない。
2006 05/18 23:59:59 | none | Comment(0)
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