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第60回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールに次ぐ、グランプリに輝いた河瀬直美監督(38、写真右)の映画「殯(もがり)の森」(公開中)。「とにかくお金がなかった」という河瀬監督にパーティー会場の提供など物心両面でサポートしたのは、ある世界規模の有名企業だった。
17年前のカンヌで、河瀬監督と同じグランプリに輝いた小栗康平監督(61)が語る。「制作費の工面というのは、全作品でつきまとう。友人らに舞台や制作をお願いしたりすることもある」。
芸術作品も、先立つものは金だ。映画制作の資金調達だけでも大変なのに、カンヌ出品となれば、お披露目に何かと物入り。そんな河瀬監督をサポートしてきたのが、パリに本店をおき、欧米、アジアの各国で展開するファッションブランド「アニエスベー」だった。
河瀬監督だけでなく、過去にはクエンティン・タランティーノ監督、ソフィア・コッポラ監督、黒沢清監督らの作品で、衣装協力も行うなど、同社の映画にかける情熱はハンパじゃない。
97年にはグループ内に映画会社を設立するなど本格参入。社長のアニエスベー女史=写真左=も毎年、会場に足を運んでいる。
今回の河瀬作品では、映画祭会場から至近のカンヌ店を無償提供し、パーティーを開いた。
映画関係者が語る。「通常、カンヌ映画祭のパーティー会場は1年前から予約をしないとダメ。ホテル宿泊は通常の3倍近い料金がかかっているから、パーティー会場も相当な額になる。アニエスベーは、会場はもとより、寿司や樽酒、フルーツなども万全にそろえ、海外ジャーナリストを含め約200人を受け入れ、特製Tシャツのお土産まで用意した」
ちなみに、2004年のカンヌ映画祭では、最優秀主演男優賞を受賞した柳楽優弥(17)の映画「誰も知らない」(是枝裕和監督)でも、同社はコラボレーションTシャツなどを製作した。
「日本の企業にも、こうした現場レベルでの文化支援をぜひ見習ってほしい」(中堅映画監督)
ZAKZAK 2007/06/06
なんかあの頃、坂井さんの死のニュースで河瀬監督の話題に耳傾けてなかったから話がわからない。。。
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