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10日(金)は仕事が終わったら火事があったという場所に寄って、それから帰った。11(土)12(日)ともに特に何もしなかったように思う。今週ももう木曜が終わったが、仕事が終わってからは、歯医者に行った、クリーニングに出して、それを今日引き取りに行って、洗濯も火曜日にした。そんなところかな。夏は忙しくコストがかかる季節だ。疲れるし。何もできないけど、まあこれでいい。 僕の目下にあたる人が辞めるという話を聞いた。その人はこの頃はすごく環境になじんできて、最近とくによくなってきたのになあ、と思いびっくりした。しかし、この急に環境になじんできてしっくりきて、上の者が使いやすくなったなあ、と感じるということは、要するに都合よく使われているということでもあるかもしれない、本人にとっては。そういう視点は、上の者や組織の責任を担うものには、なかなか持てない視点というか、むしろ持っちゃいけない視点かもしれない。つまり、仕事っていうのは、いくつもいくつも目があるもので、昔よく言われたように、組織のトップと考えを共有することで強い組織を、みたいなことの弱点は、個々の持分で、他からは見えない壁があってその中に世界があって、そこにそれぞれ責任とかやりがいとかあって、そこで仕事をする、っていうのが、労働集約型じゃない、新しい知識社会の組織じゃないかなと思う。だから、組織の側にいて人を使う側と、使われる側は、トップの意識を共有して、みたいなことでは解決できない問題があり、それぞれ違う、理解も共有もできない視点を持って、よって孤独に、責任と自由を引き受けて仕事をしていくっていうことじゃないかな。その人は家庭の事情ということを理由に辞職するということだが、まあ僕にはわからない。
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