W杯のときも言いましたけどね、日本人はテレビに踊らされすぎなんですよ。ボクシングに関しても本当に知らないで負けてたって言う人が多すぎる、今日の朝のK○C(福岡のローカルニュース)のゲストかなんかしらんけどハゲのおっさんに至ってはとうとう亀田選手本人の批判してましたね。

簡単に内容をいうと「大きなこと言うから見てみたら弱くておもしろくないからすぐテレビ消したよ、まず言葉遣いを直したほうがいい」ってなことでした。まずこの人は亀田選手の人気が上り調子のころにこういうことを言えたんですかね?第一マスコミがビックマウスといって盛り立てた選手をテレビにゲストとして批判することがまぁ日本人らしいですね。スポーツ報○にはやはり日本人は恥を知っているという言葉がありましたが自分からすれば恥知らずですよ。日本人はホント。相手が強いときは散々盛り立てといてちょっと弱みを見せるといっせいにバッシング、結局世論に乗せるだけなんですよね。それとマスコミの情報の丸呑み。んで全部知った気になっているんです。

ホリエモンがつかまったときも同じようなこと思いましたけど彼の場合自分がアホな事して捕まったからしかたないですけど亀田選手は日本の代表として誇りをもって全力で戦い試合で勝利したのになぜ弱いという言葉がでるのか?なかには「いさぎよく負けを認め王座返上すべき」みたいなこと言う人(一般の方)もいましたけどね。はっきり言ってボクシング知らない人ですね。

私がジャッジをしてるわけじゃないのであんまり詳しく書きませんがプロとアマチュアじゃ採点が違いますねからね。確かに1Rにダウンもらったし11Rはクリンチで逃れたり苦しい場面もありました、それでもダウンなら通常はー2点、とくに1Rは互角なのでおそらく2点差。んで11、12も相手のポイントとしましょう。しかしボクシングは12Rで戦います。残り9Rもあります。特に最近はジャッジに対し各ラウンドでどちらかを優勢にするように推奨されてますし残りで十分取り返せるわけです。試合中盤ははっきり言って互角以上でした、相手は手数はありましたが有効打はあまりありませんでした。一方亀田選手は打たれる場面があったもの随所に強烈なパンチを見せてました。この辺は審判次第ですが全員が有効打が多いほうが判定は上とする可能性も十分あるわけです。実際渡嘉敷さんなんかはビデオで初めから確認してみると1ポイント亀田のほうが上と言ってましたし。

つまりジャッジによっては亀田選手が負けとなる可能性もあったんです。ボクシングでは良くあることですしかつて日本人が同じように微妙な判定で泣かされたことも何度もあります。それを知りもしないような人間が繰り返される報道をみて全てを知ったような顔して何をいうかって思いますね。本当に恥を知る国ならば新チャンピオンをまず褒め称えるべきではないかと。

最後に個人の主観ですが確かにチャンピオンの方が一枚上だったと思いますが1Rにダウンを奪っておきながら結局その後倒せなかったってことは彼がチャンピオンになれる器じゃなかったって事じゃないかと思いますよ。
2006 08/04 19:51:09 | none | Comment(0)
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