子供の「しつけ」に対して、親がとても敏感に反応してしまうのは当然のことです。
とはいえ、ちょっと一生懸命になり過ぎていませんか?
もちろん「しつけ」は、大切なことです。
しかし、あまりしつけが厳しすぎても、子供がストレスを溜め込んで、我慢できずに爆発したときには手遅れ状態で、登校拒否や非行に走ってしまうことになる可能性があります。
だからといって、しつけを全くしなくて、甘やかせばいいわけではありません。
基本的な生活習慣や、人を思いやる気持ちを身につけることは、とても大切なことです。
子供に対して、一方的に教え込むのではなく、お母さんや周りの大人が、行動や態度で示すことが必要になってきます。
子供に望むことを、いつも一緒に行動しているお母さん自身が、普段から子供にお手本を見せるようにするのです。
子供は大人を見本としてよく観察しています。
だから子供は、自然とお母さんや大人の真似をし、それを身につけていきます。
また、子供に「〜しなさい!」「これはダメ」というようなことばかり言うのも、あまり効き目はないようです。
それよりも、お母さんが悲しんでいること、喜んでいることなどを、言葉に出し多く使っていくことが大切です。
どんな子供でも、大好きなお母さんに悲しい思いをさせたくない気持ちは持っています。
子供は、いつもお母さんが喜んだり楽しそうな姿が見たいのです。
そして、お母さんの方から、子供の心にしっかりと伝わる言葉をかけてあげてください。
最後に、自分が子供をしつけないと、いい子に育たないのでは?と少し力が入りすぎてはいませんか?
もし当てはまるとしたら、もっと楽に考えてみるべきです。
また、子供がうまくできないことは、親の自分のせいだとは決して思わないでください。
お母さん自身が自然な姿を見せてあげれば、子供は必ず自ら学んでいくはずです。
もし失敗すれば、子供が自分で考えて、改善していくでしょう。
お母さんも、もっと楽観的に子供と接して、毎日の生活を楽しんでいくことが一番大切なのです。
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