バス通勤をして10日くらいたったでしょうか。 極寒の中の、バスで一時間の通勤。毎日毎日うちのアパートの隣の隣のビル(引っ越す前に会社があったところ)を通りすがりに遠い目で見つめながら通っております。 一時間なんて普通かもしれないですが、前は徒歩3分でした。それに狭い大連では一時間は結構長い方なのです。寒いし・・・
バス通勤のいやなところは、、寒い、時間がかかる、人が多い、危ない(事故、スリ)、お金かかる、メンドクサイ、などなど山ほどあるが、 いいところは、ちょっとでも運動するようになったことと、行動範囲が広がった、ってとこだろう。
会社が引っ越した先は「大連ソフトウェアパーク」。ソフトウェアの外注開発が多い大連では、最近になってソフトウェア企業の密集地、ソフトウェアパークが出来たよう。ビルは新しいが大連の外れにあるので交通は不便だし、周りの環境も汚い。市内と違って清掃員が来ていないから。 IT企業のプログラマーが密集している地で、大学も近くに多いので、ソフトウェアパークは若い人だらけだ。バスに乗る人も若い人ばかり、平均25歳くらいなんじゃなかろうか・・・ でも若い人ばっかで清掃員が来ていないところなので、周りは非常にゴミが多いです。
寒いので毎日、モコモコ羽毛ジャケットとマフラー手袋はもちろん、+顔の2/3を覆うデカマスク、そして中にはババシャツモモヒキセットを身にまとっております。 その姿は正にババアスタイ・・・とと、おばあさまスタイル以外の何者でもありません。 それでもむなしく扁桃腺炎を繰り返し、苦虫つぶした顔して通っております。
そしてどの路線が一番早いか、一歩でも歩かなくて済むか、毎日ない頭を使って計算したり、ウロウロバス亭探しながら研究中でございます。 どーせ一時間かかるっちゅーに。。。 よぅし!明日は31路で民生街で降り、26路に乗り換えてみよ〜。
それはそうと、会社引越しに伴って、社員もかなりの人が引っ越したよう。 若いプログラマーばっかの企業なので、みんな身軽だ。しかもこっちでは引越しに敷金、礼金とか全くない為、まぁ割と簡単に引っ越せる。 会社と一緒に、ホイサッとすぐ引っ越すところ、、さすがだ。そして新しい場所でも夜遅くまで残業している彼ら、給料は数万円なのに。中国人の若者ってそういうとこ、けなげだなぁ。 日本人のおっちゃんがよく、中国人の若者を評価するけれど、こういうことを言っているんだろう。 これはもう臨機応変に慣れている国民性なんだろうけど、いつ見てもちょっと尊敬する。
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