大連帰国日記

2008年 05月 09日 の記事 (1件)


同じ部屋で仕事をしているマダムが躁鬱(そううつ)であります。
「躁」状態(気分が晴れている状態)と「鬱」状態が交互にやってくるみたいです。
最近、年配の女性に多い症状らしいです。
しかもその周期は予測不可。人によって数年周期、数日周期だったりするらしい。
多分、かのマダムは数ヶ月周期。一年間一緒にいて最近やっと分かってきやした。。。

躁状態の時はとってもいい人で、仕事中に楽しそうに歌まで歌いだします。(研究所の一角なので、一部屋に2人なんです。。。)
しかも音大の声楽卒なのですんげぇうまい。オペラとか。
そしてしゃべりまくる。どうでもいい世間話をしゃべり狂っている。。
が!、鬱状態になると、目つきは豹変。ちょっとの事で過敏に反応し、
インネンくせぇ注文をつけてくる。
性格も意地悪になる。


当然、回りは振り回されるので他のおばさま達にも要注意人物のレッテルを貼られて好かれてはいない。
研究員は独自の部屋に缶詰状態で自分の研究に耽っているので、彼らにはそういう性格は知られていないよう。
当然私にとってもかなり迷惑な話なのですが、いい時はいいし、他の女性陣も共感しているので、なんとかやっていける。

原因は遺伝性か環境によるものだそう。
どうも、そのマダムの母親がひどくその傾向があるらしい。
世間話の中にしょっちゅう母親の悪口が入ってくる。
そう若くもないのに親の悪口言いふらしてどうすんだ。。と思わざるを得ないけど。。
・・・でも話を聞いていると、ちと可哀想ですね。。
母親のヒステリーに振り回されて育ったみたいで。


逆に私は幼い頃はマザコン的だったので、
昔から年上の女性に結構懐く習性があるんですよ。
んが、最近年上女性のお局様達の怖さにビビッているところっす。

他のお局からは、総務会議の主催でたまたま今までと違う会議室を設定しただけで、
どうして私から遠くてあなたに近い会議室を取るのよ。私を歩かせようっての?
的な文句電話が来たり・・・;
すんげぇ〜・・・と唖然とすることもしばしば。。。
そうやって動かないからデブなんじゃないすか?
なぁ〜んて言っちゃったら後ろから刺されるだろーな〜。

という、、いや、、意地悪の多い職場ではないんですが、そういうちょっと歳いった女性のエゴイズムさというか傲慢さがよく見えて若干引いている。。
お局さまだからエゴイズムなのか、エゴイズムだからお局なのか?


◆◇◆◇◆◇◆

あ、んでも、、エゴな女性だけではありません。ナル男も苦手・・・笑

先日、文科省や大学のお偉い先生を招いた式典の行事がありやした。
懇親会で、私ととある研究員とでクローク係をした。
カバンやコートを預かっておくあれです。

その研究員、30代前半という、研究者の中ではかなり若手なのですが
ここ(研究所)では異色のナル男。
ナル男というのは一見カッコいいのかもしれないですが、
実際は格好いいというより、必要以上に格好つけている人の事を私は勝手にそう呼んでいる。

そのナル男さん。東大卒の研究員です。
普通に親切でしたが、クローク中
「これは俺が東大にいたときの指導教官のカバン〜」
「これは俺が東大にいた時の同期生のコート〜」
「あの人は俺が東大にいた時の先輩〜」
「あの人は東大の先生〜」
  ・
  ・
  ・
東大、東大と何度聞かされたことか・・・
わぁった! 分かったよ!
アンタはすごい。すごいよッ! だからもう黙って。
と言いたいところをグッと抑え。
「はぁ・・・」
「へぇ・・・」
「ひぃ・・・」
と、やる気のない返事をしていた私。
華やかな女の子なら、そんなナルっ気に惹かれるのかもしれないが、
残念ながら今目の前にいる私みたいなモテないタイプにゃぁ逆効果だよ。
多分お互い、変なヤツ、、嫌なヤツ。。みたいな後味だったろう。
それ以来、その研究員とは幸い関わりない。



ま、人間、男女問わず、バランスが大事なのです。
極端に何かに優れていたとしても、バランスを失わないのが理想で。
何かに優れていなくても、もちろんバランスが大事。
そんでもって周りの環境から得た老若男女の先入観はなくさなきゃね〜

ん〜、20代後半に入った私。年取った♪

2008 05/09 17:14:15 | none | Comment(0)
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