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正直に言うと、私は大連に来て総計7Kgほど太った。 真冬は本当にプラス7Kgだったが、今は自覚してダイエットたるものをしたので、元の体重プラス5Kgってとこだ。原因はまぁ、油ギタギタのコッテリ中華料理と、デスクワークだ。通勤時間も徒歩3分。太らないわけがない。当然加算された腹の肉も、肥満児のごとくゆるい。 やっと大連も半そでを着た人がチラホラ見られる陽気になったので、私も衣替えをした。そこでビックリ! ・・・夏服がほとんど入らねぇ・・・ 入ったとしても、一分でも早く脱ぎたくなるほどキツイし、ゆるい肉がよく目立つ。これはマズイ。。。;;
痩せたいが、もう生活スタイルと食が固定されているので、5Kgを落とすには結構難しい。そこで、スポーツジムに行くことにした。どこにどんなジムがあるのか、よく分からなかったのでホテルにあるジムを当たってみた。 やはり、結っ構高い。一ヶ月使い放題で8000円くらいだ。まぁ他に金を使うアテもないので、一ヶ月契約し安月給から8000円を払った。 それから半月経ち、今、一週間に4回くらい行っている。今の私の日課は、仕事(雑用)を終えて会社に残ってプログラム学習をしたのちジムにいく、という生活だ。大連が治安のいい街で本当に良かった。
ジムに通っている人は少ない。いつもガラガラである。当然高価だというのと、それから大連の人は日本人ほど太りやすくないからだろう。ギタギタの油料理を豪快に食べながらも、スリムな方が割と多い。 だからジムの従業員たちも大変ヒマそうである。ウロウロしているか、テニスして遊んでいるかのどちらかだ。 約1名、日本に興味のある社交家がいて、行く度にいろいろ話し掛けてくる人がいる。おかげで走れたモンじゃないが、まぁこっちもいろいろ聞ける。聞くところ、某ホテルのジムの従業員は20人くらいいるらしい。高卒でそのまま就職。その後、彼の場合は6年間勤めているそう。・・・うちの会社とは偉い違いだ。私のいる会社はIT企業なので全員大卒だが、目が回るように人が変わる。今の所、二年もいる人はほんの一握りだ。 それだけでなく、性格も全然違う。個人主義の社内では外国人の私は得体の知れない異生物、といった感じの目で見られ、特に誰も話し掛けたりはしてこない。いや、むしろ授業でもマンツーマンだと激しく拒否られるほどの嫌われ者・・・とと、厄介者扱いだ。
話す内容は、日本に関する些細な世間話だ。お好み焼きはおいしいか、とか、これ日本だったらいくらする?、とか、簡単な日本語の単語とかだが、小泉首相のこともチラッと聞かれた。 小泉首相は好きか?と。 私の「ゲゲッ。そういう事は聞かないでくくれ」という表情を察したのか、すぐに話題転換してくれたが、やはりちょっとドキッとさせられる。。
社員とは対照的で少々面食らっている。 そりゃそうか、日本だって職種や人によって全然違うもんな。
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