第三段
ナイター
こっそり裏紙を使っていたことを部長に見つかって怒られた。
裏紙だとどうしていけないのかをとうとうと説明された。
いつも通りやんわりとした物腰の言い方だけど、要は壊れたらお前のせいだ的なこともいわれた。

そしたらとたんに着ていた鎧が崩れだし、
言われたこと全て嫌味に聞こえて、イヤになって、投げ出して、嘆いて、トイレに駆け込む始末。

また泣かしちゃった とお茶目に笑って帰られたそうな。

大人気なさすぎる、子供すぎる自分がいやだ。

自分でも驚くほど裏紙に執着していて、
裏紙が使えないとすごくイヤで、勿体無い。無駄にしたという気持ちがすごくしてしまう。


裏紙が使えない会社なんかやめたいと思った。
初めて会社やめてやるーと思った理由が裏紙が使えないからだなんて、ほんと病気だ。

これ、後で冷静になって読み返したらすごいあほなことに執着してるんだろうなと思う。

自由なやり方で仕事させてくれ。と思う。
情報漏えいにはものすごく気を遣っているつもりだし、
プリンター故障の原因になると言われても、手差しの紙の状態がよかったら問題ないと思うし、
印刷ミスしても裏紙だったんだしと思える安心感。
手軽に印刷でき、紙による確認作業はとても安心できる。

その確かな安心感を奪われたような
空虚感。

たかが裏紙なのに、
ケチだとか、苦労した過去だとか、勿体無いことが嫌いだとか、
何といわれようが何と思われようが私は裏紙を捨てたくない。裏紙を増やしたくない。全て使い切る心地よさと達成感を虚無に終わらせたくない。

一体どんな深層心理が隠されているのか。
優柔不断さ、決断力の欠如 そんなところだろうか。


2007 08/23 22:32:59 | 雑記 | Comment(0)
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