一日二記事程度ずつ書いてます…女装? 何を言っているかわからないぜ。

2011年 01月 21日 の記事 (1件)


さて、本日はついに
先日お話したカクテルの発表日。
いつもなら閉店後は
グダグダとした空気が流れ
仕事の後のお酒を楽しむ店員が見られる店内にも
今日ばかりは静かな重い空気が流れています。


さて、店長を除く店員は3人。
五月雨さん、店員♂、店員♀といるわけですが
最初がツラいのか最後がツラいのかわからぬ今
誰が最初に行くかで静かな無言の戦闘が
既に始まっています。

流「…(くそ、誰か行けよ。)」
♂「…(誰か最初に行ってくれないかな…)」
♀「…(このヘタレ共、早く行けよ。)」

さて、そんな中で最初に口火を切ったのは
勇気ある店員♂君。

♂「あ、じゃあ…レディファーストで行こうか?」



・・・コイツ、最低だ。


クソが、エセフェミニストの俺でもわかる。
それは最低の行為だぞ?
なんだよ女性に先槍任せる気かよ
正気じゃないだろ? 男はそうじゃないだろ?
こうなれば、五月雨さんが…


流「あぁ、そうだねレディファーストで」



最低も最低である。

うるっせぇなぁ! コッチも切羽詰まってるんだよ!!
お前ら自分の名前の付いたカクテルを
店で出されそうになったことあるのかよ?
本当に、真面目に、真剣に

五月雨スペシャルは嫌なんだよ!!


そんなワケでトップバッターは店員♀ちゃん。
確実と言えるほど「お前ら死ねよ」って目をしていますが
五月雨さんはそれすら気にならないレベルで
切羽詰まっているので華麗にスルーします。


さて、そんな♀ちゃんが出したカクテルは

カクテル:バレンタインデー・キッス
チャイナキッスにシロップを加え
マドラー代わりにチョコポッキー
可愛いよね☆キャピッ


…正直な感想


舐めてんのかコイツは?


女性にあまり強いことを言いたくないのですが
この娘は店長の鬼畜っぷりを知らない。
店長は鬼だぞ!?
真面目にやらなきゃ本気で
「名字☆スペシャル」ってカクテルを
迷わずにボードに書こうと思ってるんだぞ?
それをそんななんちゃってオリジナルカクテルとか…


店長「女の子っぽくて良いね、可愛い! 採用!!」



あれ…判定が緩い。


もしかして俺の被害妄想?
実は店長は優しいのか?
なーんだ緩いのかよww
二週間近く頑張って頭を捻ってた自分が
嫌になるレベルで優しかったです。


…そんな良い店長に恐怖してた自分って、
どんだけ心が醜いんでしょうね。

さて、空気も柔らかくなったところで
♂君の発表。

カクテル:カシステトラ
カシスベースにOJ・GFJ・LJ


うん、あの…あれだ。



それ、俺のレシピだよね?

昨日
「どんなの作る予定? カブりたくなくてさww」
って聞かれて教えたレシピと
分量すら寸分たがわず一緒なんですけど?
ねぇ、どういうこと?
いやいや、メッチャ被ってますやん?
てかパクりだろ? なぁ?

いや、ボツにしたアイディアだったから
そんなに厳しく言うつもりはないが


…あとで謝れよ?


ま、甘めのカクテルですし
無難な味なんで悪評は受けないと思いますが
一応店長の評価


店長「何コレ、まず君らしくないよね?」
♂「…」
店長「てか無難でつまらないし、何を思って作ったの?」
♂「…」
店長「ハァ…駄目だな、お前。」



店長が男には厳しい件について



なんだよ、さっきの甘々評価は!?
嘘のように辛口なんですけど、え? どういうこと?


しかもマジでボードに
「♂☆スペシャル」
って書いてるし、恐…恐ッ!!



さぁ、ハードルが高くなって参りました。



そんなワケで五月雨さん発表タイム、
心臓が逆に止まるんじゃないかってぐらい
激しく鼓動しておりますが頑張ります。


五月雨さんの作品紹介。

コンセプトは…厨二です。(何!?

まず制作段階からお話ししましょう。
好きな花であるアジサイをイメージしました。
ブルーキュラソーとウォッカで青を
シロップと卵白でピンクを作り
二色のアジサイを表現しました。
そして絶妙な配合により
混ぜると紫、三色目のアジサイを表現する
見た目重視のカクテル

ふふ…厨ニ分が足りない? 任せろ
その名は


双咲紫陽花

(読み:ツイン・ハイドランジア)



…決まったぜ。
さぁ、評価を下しな店長。
お前の思いつく限り最大限の賛美の言葉でなッ!!


店長「見た目は良いけど…美味しくないよね。」
店長「見た目が悪い君とは真逆のカクテルだ。」
店長「これは…五月雨スペsy



流「いや、これは前座で…」



流石は五月雨さん、往生際が悪い。


いや、しかし想像以上の酷評。
確かに味は良いとは言い難いものだけども…

てかカクテルの酷評ついでに
なんか俺、ブサメンって言われてね?
いや、別にいいけど…


いや、でも傷つきますよ?




さて、咄嗟にさみスペを回避した五月雨さんが
次に発表するカクテルは…


五月雨さんが好きな
ウィスキーを使ったカクテル。
それに好きなカクテルブルドッグを混ぜ
スノースタイル、クラッシュアイス、炭酸も加え
地元庄内の雪の夜をイメージした作品。

その名も「ShowNight」


夜を魅せる、そして庄内と
ダブルミーングなネーミング。
厨ニが抜けてないのは…
五月雨さんらしささ、きっとw



さて、店長の評価
「無難だな…」


…あれ?


「でも、無難なお前らしくて良いか。ギリ合格。」



ヒャッホーゥ!! さみ☆スペ回避!!


なんかギリギリでしたが気にしない。
て言うか合格のハズなのに
「オメー無難なんだよ。」
とけなされた気がしますが
大丈夫、回避の嬉しさで気にならない!!



さて、ここで大団円の空気ですが
なんとこの話には続きが…


俺のカクテルを吟味する店長…
そしてまさかの発言

店長:
これ、二種類のアルコール使ってるよね?
だからアルコール度数も高いし。
それなのに飲みやすいなぁ…酔いそう。
スクリュードライバーなんか超えたね。
そうだ、新時代のスクリュードライバーとして



レディ・キラー・五月雨オリジナル


って名前で出さない?

ははw 店長はユニークだなぁwww



絶対に嫌だ。


いや、てか「五月雨スペシャル」の方が
まだマシなくらい酷い名前じゃね?
いや、本当に嫌なんだが…

 本 当 に 嫌 な ん だ が
2011 01/21 23:59:59 | 日記的な… | Comment(0)
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