うぃ、文化祭前日の五月雨さんです。

文化祭前日、学校の授業はすべて無くなり
明日の文化祭に向けて準備することになりました。

てなワケで五月雨さんはもちろん…

サボタージュ

…迷いはまったくありませんでした。
どのくらい無かったかというと
ラオウ様の人生への悔いぐらいありませんでした。

…うん。

つか前夜に作品を完成させたんで
ムチャクチャ疲れてたんです。

…言い訳になってませんが。

まぁ、そんなこんなで暇だったんで
美術部でグダグダしていました

･･･が、

どうやら神様は俺に楽をさせたくないようで…
写真部の部長から
「五月雨君、暇そうだね、手伝って」
と言われてしまいました。

まぁね、正直言いますと
年上（＝守備範囲外）の女性の好感度など
どうでもいいと思ってしまい
「は？　寝言は寝て言え馬鹿が」
とか思っちゃってたワケですが
常識人でエセフェミニストの五月雨さんですから
「あぁ、良いですよ。」
と快さそうに返答。
そして写真部に着き間髪いれずに

Let's　重労働！（何!?

主な仕事内容
・展示用パネルの運搬（重くてデカイ）
・机、椅子の運び出し（１クラス分）
・写真の運搬（多くてかさばる）

…鬱。

いや、体力の無い文化部には重労働なんですって。
それにしても疲れました。
なんか部長もいなくなるし
他の部員はクラスの手伝いをやっているらしく

…うん、謎はすべて解けたね。

作業員数…１名（俺のみ）

ふぅ…どおりでツラいハズだよ。
なんだかんだで１クラス分の机を一人で運び出した俺、
うん、我ながら頑張った。

んで部長が合流。
パネルを運ぶだけだったんですが
まぁ、一応助かりました。

しかし酷い日でした。
頑張ったのに何も良いことがなく…
とか煩悩たっぷりな考え事をしていると
すばらしいチャンスが到来してきました。

パネルを運び出そうとしたときなんですが
運営委員さん（多分年上だけど小柄でした）に
パネルが倒れ掛かかりそうに

「キタコレ」

とか思いつつも結構危ない状況だったんで
五月雨さんはめずらしく俊敏に行動。
体を滑り込ませパネルを押さえつけ、そして押し返し。

…実は足をごねったのでかなりの激痛。
がドバドバ
完全に痛みを隠し（むしろ感じなかった）その娘に定番の
「…大丈夫？」
を言うことに。
つか言ったらマジかっこいいんじゃね？
とか思っていたら思わぬ伏兵。

写真部部長「大丈夫ですか？」

…え？

ウエェェェィツッ!!

ちょっと待てって
それを言うのは助けた俺の特権じゃない？
つかなぜ運営委員も部長に対して
「ありがとうございます」
とか言っちゃってるの？
助けたの俺ですが？

…不運だ。


まぁ、こんな悲しいことがあり
もう今日は良いこと無いだろうな
と決め付け写真部で休んでいると
予想通り悪いことが

美術部部長

「五月雨君暇そうだね、手伝って」


…第二ラウンドも疲れました。
（作業内容はも９割がた同じでした。）