白畑先生は、ガンを食べ物によって抑制しよう(つまり治療に役立て よう)という研究を「食糧化学」教室で30年前から進められております。
これまで白畑先生が注目してきたのは、ビタミンCやβーカロテン、 ポリフェノール類など、食品に含まれる抗酸化作用の強い物質です。 活性酸素がガンをはじめとする現代病の発病に深くかかわっていることは 現在ではよく知られていますが、その活性酸素を中和する食品がガンの予 防や治療に役立つことにかなり以前からいち早く着目し、研究を進められ てきました。 そして8年ほど前からは還元力の強い水(還元水)の研究に取り組ま れ、現在水の世界では日本でも第一人者として知られています。 そんな白畑先生が、フコイダンに注目して本格的な研究を始められたき っかけは、やはり実際に多くの患者さんが飲用して医学的には考えられな いような改善例が、いくつも起こっているという事実でした。 「還元水は体内の活性酸素による酸化の害を消す作用があり、非常に有 効なものでした。ガンが完治したり小さくなったという例もかなりあります。 それで研究を進めていくと、とても意味のある証拠がたくさん蓄積できたんです。 ただ、水の場合は1日2〜4リッターも飲まなければなりません。
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