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先週金曜日の09年の税制大綱が発表されました。
大きな目玉としては、今までで最高の住宅ローン減税
その他、土地税制の減税措置や自動車税の減税など減税を幅広く盛り込んだ内容
中小企業に対しては、所得800万円以下の税率を22%から18%に引き下げる
また、今まで原則停止していた繰越欠損金の繰戻還付が復活しました。
個人的な印象としては、あまり抜本的な改革には踏み切れていない
景気回復への大きな影響を及ぼす改正はほとんどみられないです。
100年に1度とも言われる不景気で、労働者解雇や会社の倒産が相次ぐ中、それを阻止するような対策が税制でも金利の値下げでも見られない状況では、来年の見通しも厳しいことが予想されます。
このような状況では、会社は自らの力で頑張っていくしかないでしょう。
今は耐える時
今は変革のとき
このような不況の状況では、先に進むばかりではなく、内部体制を見直す良いチャンスです。
無理のない計画と内部体制を築き、景気回復の際に良いスタートがきれるよう準備しておきましょう。
来年後半には、きっと景気も回復していると思います。
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