昨日の日経新聞に

「年金保険料 悪質滞納、国税庁が徴収」

とありました。



年金保険料は、厚生労働省の管轄。

税金は、財務省の管轄。

本来管轄が異なるため、

上記のような年金保険料を国税庁が徴収するという

ことはあり得ないことです。



しかし、民主党は、

「社会保険庁は国税庁と統合して

『歳入庁』とする」と明記していました。



しかし、財務省が国税庁を独立させることに

抵抗している状況で、

『歳入庁』へのマニフェストは

現実化していません。



今回、

「年金保険料 悪質滞納、国税庁が徴収」

の提案を飲んだ背景として

脱税摘発と両立できると

判断したとあります。



本来、年金保険料徴収は、

厚生労働省の年金事務所の

役割。



従前からの社会保険事務所しかり、

現在の日本年金機構しかり。



仕事ぶりには

疑問がありました。



その点、

税務署は役所の中でも

優秀だと感じています。



実際、

脱税摘発や税金の徴収実績も高いです。



だからこそ、

今回、厚生労働省は自分のところの仕事を

国税庁に投げたのでしょう。



民主党のマニフェスト達成率は

低いですが、

ここまで国税庁に依頼するのであれば、

「社会保険庁は国税庁と統合して

『歳入庁』とする」

というマニフェストは

実行して欲しいです。



国税庁や税務署は、

どちらかというと

税務調査においては、

我々税理士にとっては敵?

そこが優秀ということは、

戦いがいがあります(^_^)v



税務調査は、

税理士の専門家としての

腕の見せ所。

税務調査官との

駆け引きがあったりと

緊張感はありますが、

やりがいはあります。



その前に

税務調査に来ないように

うちの事務所は、

打てる対策は

打っていますが。



そういえば、来週の木曜日は

熊本で

「税務調査について」の

講演を行ってきます。

2010 08/12 17:36:02 | none | Comment(0)
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