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連日の猛暑。
いかがお過ごしですか?
朝から風が吹かないと
蒸しかえるような暑さ。
こんな日は事務所の中での
作業が一番。
外で働かれている方、
熱中症にお気を付けください。
先週の日曜日は65回目の終戦記念日でした。
終戦記念日には
毎年、
戦争を忘れないようにと
さまざまな戦争に関するテレビ番組を
やっています。
今日は、私の故郷、鹿児島にちなんだ
戦争のお話をしたいと思います。
わたしの祖母の家の
隣の町に
知覧町という町があります。
ここには、
第2次世界大戦時に
南の戦火へ飛び立つ
特攻機の基地がありました。
そして、その場所は
今は特攻基地跡として
平和会館になっています。
この平和会館の中には、
当時
若くして戦火に飛び込んだ
兵士の写真や手紙が
保存されています。
写真に写っているのは、
10代半ばから20代の
まだ子供のような顔をした兵士。
こんな歳の人が・・・・
と絶句してしまいます。
そして、手紙には
家族を・・・国を・・・
思い、
飛び立っていく
最後の思い。
おそらく検閲があった関係上、
本音は書けなかったのでしょうが、
その心意気や
無念さ、
家族を思いやる気持ち
など、さまざまな葛藤した気持ちが
にじみ出ているようでした。
まだまだやりたいことも
やっていない。
もっと楽しいことやつらいことを
経験しながら
大人になっていく過程において。
その人生を閉じる気持ちは
どんなだったのでしょう。
私たちは
幸せです。
しかし、その幸せの礎には
日本のために
その命をささげた若き兵士たちの
思いがあるのです。
戦争は、もちろんよくありません。
そのことを胸に刻むためにも、
幸せであることを平和であることを
あたりまえだと捉えないためにも、
その命をささげた若き兵士たちに
追悼するとともにご冥福を祈ります。
この文章を書きながら、
私自身涙がにじんできました。
ちなみに、
知覧の特攻平和会館の中には、
わたしは2・3回行ったことがあります。
その度にいたたまれない気持ちに
なるとともに、
感謝の気持ちを抱きます。
機会があれば、ぜひ行ってみてください。
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