泥棒の侵入手段では、１位はガラス破りですが、２位「無締まり」、つまり「カギのかけ忘れ」です。
　施錠しないで外出するなんて、考えられないと思った方も多いと思います。
　しかし、ゴミ出し、お子さんの通園バスの送り迎え、近所の人との立ち話のようなケースの場合、カギをかけないまま外出したりする方が多いと思います。
　約半数の空き巣犯人は、行き当たりばったりではなく、下見をしていると言われています。わずかな時間でも施錠しないで出かける習慣のある家を発見したら、その隙をうかがい、ものの５〜１０分間で犯行に及ぶというケースは少なくありません。
　少しの油断が空き巣にとっては大きなチャンスになるのです。

　空き巣被害を防ぐための第一歩は、「外出時の施錠」を行うこと。さらに、玄関だけでなく大きな窓からトイレにあるような小窓まで、常にすべての窓が施錠されているか確認するクセをつけておけば、被害に遭う確率はさらに低下するのではないでしょうか。