犯罪への予防対策などの役立つ情報
シートベルト着用率向上のため非着用時警報装置の規制を強化
〜道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の改正〜

 国土交通省は、世界で初めて、シートベルト非着用で走行した場合に「音で再警報を行う装置(シートベルト・リマインダー)」を、乗用車の運転者席に装備を義務付けるため、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号)を改正し、公布しました。

 交通事故死者数は年々減少傾向にあり、平成16年中の死者数は、7千人台の前半となりました(7,358)。これには、シートベルトの着用率向上が寄与しているものと考えられますが、シートベルト非着用の死者数は、依然として1,592人(うち運転者は、1,157人)にも達し、更なる着用率の向上を図る必要があります。最近のデータによれば、シートベルトの着用者は、非着用者に比べ、致死率(注)が約1/11であり、シートベルトは大変効果の高い安全装置です。

 乗用車の運転者席については、これまで、シートベルトをせずに走行を開始しようとした場合に表示などにより短時間の注意喚起を行う初期警報を義務付けてきましたが、今回の改正はこれを強化し、初期警報に従わず走行を開始した場合に、表示だけでなく音による再警報を行う装置(シートベルト・リマインダー)の装備を義務付けるものです。

 
(再警報(シートベルト・リマインダー)規制の概要)
・乗用車の運転者席を対象。
・本年9月より新型車に装着。
・警報装置の表示及び警報音によるものであり、30秒以上の間作動するものであること。


シートベルトの着用強化を図るために改正されたものとみられる。


Click Here!




Click Here!

2005 03/11 00:00:36 | 防犯情報 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧