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飛行機内で携帯電話を利用する行為は、2004年1月に施行された『改正航空法』に定められている「運航の安全を阻害する行為」に当たります。罰則には、「機長の命令に従わない迷惑行為者には50万円以下の罰金を課す」と厳しい内容が含まれている。この法改正以後は、トイレでの喫煙、ドアの勝手な操作、携帯電話の使用、乗務員の保安業務に支障をきたすようなセクハラや暴力などについては厳しく罰せられるようになっています。
6月17日全日空機内で機長命令に従わず、携帯電話の電源を切らなかったとして、警視庁東京空港署が航空法違反容疑で指定暴力団稲川会系組員を逮捕という事件があっています。 これは、携帯電話の使用など機内での迷惑行為に罰則を設けた改正航空法が2004年1月に施行されて以来、携帯電話使用での逮捕は初めてということで、今後このようなケースがあれば積極的に逮捕するといったことが増えてくることが考えられます。 飛行機内でのマナーはしっかり守るようにしましょう。
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