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 現場での応急措置は…
・急いで身体を冷やしましょう。
(涼しい環境へ避難させましょう、衣類を脱がせましょう)
・水分、塩分を補給しましょう。
・救急隊を要請しましょう。


 熱中症を疑った時には、死に直面した緊急事態であることをまず認識しなければなりません。救急隊を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。


 現場での応急措置
?涼しい環境への避難
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。

?脱衣と冷却
衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。氷嚢などがあれば、それを頚部、腋窩( 脇の下)、鼠径部( 大腿の付け根の前面) に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やします。露出させた皮膚に水をかけて、うちわなどで扇ぐことにより熱を奪うことも有効です。
深部体温で40℃を越えると、全身痙攣( 全身をひきつける)、血液凝固障害などの症状も現れます。従って、体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。救急隊を要請したとしても、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。

?水分・塩分の補給
冷たい麦茶などの水分を与えます。冷たい飲み物は胃の表面で熱を奪います。補給には汗で失われた塩分を補えるスポーツドリンクが最適です。
熱痙攣や、短時間の熱失神のみであったり、「強くのどが渇く」、「体に力が入らずぐったりする」、「不安感」、「目が回る」、「頭痛」があっても、応答が明瞭で、意識がはっきりしているなら、水分の経口摂取は可能です。
しかし、多少とも意識の障害がある場合には経口での水分投与は、水分を誤って肺に飲み込む可能性があり、行ってはいけません。「呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい」、「応えない」時には意識障害がありますし、また「吐き気を訴える」ないし「吐く」という症状は、すでに胃腸の動きが鈍っている証拠ですから、安易に胃の中に水分を入れるのは禁物です。


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2005 07/21 07:53:44 | 防犯情報 | Comment(0)
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