あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
間伐促進、飯田の木材の有効利用、そのための道路整備、人材の育成がうたわれていますが、それらの活動での成果指標には数字で表されたものはありません。多分合計でも1億円ににもならないのではないかと思います。

まだ外材が安いので、日本材では勝負にならず商売としては成り立たないと言うことだと思います。

長野県では、これから間伐を税金を新たに使ってやっていくそうですが、これとリンクして、今年問題となる地球環境に優しい対策の一つとしてのバイオエタノール生産を考えたらどうでしょうか。農業問題でも書きましたが、JAはバイオエタノール生産に力を入れていますので、協力して、間伐材の搬出道路を作ろうと言うことなので搬出してきた物を、エタノール生産設備まで運搬して生産する。

地球温暖化対策は、京都議定書では今年から対応していくと言うことですが、実現が難しい状況のようです。夏の洞爺湖サミットでは、いい加減なことを言えませんので、国を上げての二酸化炭素排出削減対策を打ちださざるを得ないと思います。この中で、バイオエタノールも有力な一つですので、この地方の中核都市である飯田市、しかも遊休農地を抱え、広大な山林を持つ飯田市が率先して手を打っていくことは国としても大変助かる話ですから如何なものかと思います。まあ、上村、南信濃村と合併して膨大な山林が市の中に入ってきたのですから、これをどう生かしていくかを考え出すのは他の人はやってくれませんから、飯田市が考えていかざるを得ないでしょう。

難しいのはわかりきっていますが、地球温暖化防止対策は世界的な課題ですし、これからの世界の中で日本がリーダーシップをとっていくことができそうなテーマですし、膨大な山林の有効利用を放っておけない立場にある飯田市が音頭を取ることは長期的観点からしても重要だと思います。
2008 01/30 08:50:00 | none | Comment(0)
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