やあみんな、元気かな? 今日はみんな大好きELPのカバーを紹介するよ! ピアノ1台でアレンジされた馬鹿プログレの獣、タルカスだよ! …と思って聴いたら、弦楽器とパーカッションも共演してたんだ……
騙されたよ!また帯に騙されたよ! (いや、書いてあったけど…)
空間を飛び交うアグレッシヴな演奏はなかなかすごいけど、もっとシンプルに演奏されてると思った予想とはちょっと違ってたね。ってか、Key+B+Dr(+Vo)な本家よりもはるかに複雑だなあこれ。 そしてマウリツィオ・ピサーティという人が新たに曲を加えているよ(2,4,6,8曲目)。これでタルカスの新たな魅力が引き出された、反面、原曲がぶつ切りに解体された形になるから、いまいち流れが遮られて全体が見えにくくなってしまった嫌いがあるなぁ。 現代クラシック作品と割り切って聴くと心地良いけど、ELPを期待すると驚いて失望しちゃうかもね!ていうか、失望したよ!
次はELPのライブバージョンをカバーした珍しい展覧会の絵だよ! …と思って聴いたら、普通のムソルグスキーの展覧会の絵だったよ…… でもこちらは正真正銘、ピアノソロのシンプルな演奏だね。他のピアノ版もオーケストラ版もまともに聴いたことないんだけど、美しく軽やかに、時に力強く不吉に奏でられるこの展覧会はとっても安らかな気持ちにさせてくれる素晴らしい演奏だよ。 みんなも聴いてみてね!
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