皆さんもチビッコの時はムチャをやった経験があるかと思います。先日、親戚のチビッコと遊んでいたら、お尻の辺りから何か匂いました。やってもーたんか?と聞いても、やってないわ!の一点張りでしたが、あからさまにお尻の辺りがポコッと膨らんでいました。もうくさいのなんのです。
今日の小話
「ムチャと言えば、小学生の時に空前のおならブームが到来した時のことを思い出します。
当時、何故か私のクラスではおならが大流行しまして、みんなところ構わずプップップップッとおならをしていました。にぎりっぺや、すかしっぺなどおならに関係するものは、大概やり尽くしました。
ブームが最高潮になった頃、クラスの誰かが言いました。
屁ぇって燃えるんやろか?
この一言が全ての始まりでした。私達は考えました。
本当におならは燃えるのか?
ガスって言うくらいやからやっぱり燃えるんやないか?
いやいや、いくらなんでも燃えんやろ!
などと、国会並みのディスカッションを経た後、私達はある一つの結論に達しました。
実験してみよう!
さあ、大変な事になりました。一番大変なのは、当時一番のおならマスターであった私の友達です。明らかに動揺して、嫌がっていたのですが、ここで引くということは、みんなの期待と、彼のおならマスターとしてのプライドが許さなかったのでしょう。
おう、やったるわい!
半ば投げやりの彼はそう言い捨てると、翌日学校にマッチを持って来ました。
いよいよその時がやってきました。運動場の片隅で、世紀の大実験の幕開けです。マッチに火を点けようとするのですが、アシスタントのクラスメイトも緊張しているのか、なかなかうまくいきません。何度かトライしてやっと点火されました。こうなって来ると、今度はおならマスターがタイミングよく放屁できるのか思った瞬間、
プー。
さすが、おならマスターの異名はダテではありません、まさに自由自在です。
で、マッチの方なのですが、正直おならが燃えたのかはよく分かりませんでした。なんとなく一瞬ボッとなったような気がしないではなかったのですが、もはやそんなことはどうでもよくなっていました。クラスが一丸となって一つのことに向かって歩んだと言うことが大切なのでした。またおならブームがやって来て、彼が『時の人』になることを私たちは密かに期待しています。まあぼちぼちがんばりましょう。」
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