サブプライム元年の金融企業決算内容公表がはじまる。 まずは、あいおい損保が軽く40億円の赤字。通期予想で、165億円の黒字予想からの転落だ。 この先、どれだけの企業がこの影響を受けるのか、株式市況に与える影響はいかほどか、未知数である。
あいおい損保、今期最終赤字40億円・サブプライム影響 損害保険大手のあいおい損害保険は22日、2008年3月期通期の連結最終損益が40億円の赤字になる見通しだと発表した。従来予想は165億円の黒字だった。07年3月期は161億円の黒字。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の投資損失が920億円と昨年9月時点の3倍超に膨らむため。日本の大手金融機関で、サブプライム関連損失で08年3月期通期が最終赤字になると発表したのは初めて。 (日経サイト)
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