今から20年近く前のことでございます。関西で長年、工場主として、働きずくめだった社長さんは、愛する奥様と相談して、社業を息子さんにバトンタッチし、北海道で、隠居暮らししようと決めました。 で、別荘用地として手に入れたのが函館近郊の七飯町の通称吉野山の麓の一角でした。 ある日、別荘建築前の用地に立ち寄った社長さんは、近くの岩の割れ目からきれいなみずか湧き出ているのを発見します。 何気なく口にふくんで、あらびっくり! こんな旨い水ははじめてだ。 奥様が言いました。私たちだけて独り占めしては申し訳ないわ。このお水を世にだしましょう。 お二人は別荘を諦め、代わりにミネラルウォーター工場を造っちゃいました。 そして生まれたのが、夢水気なのです。 え?お二人の別荘はどうなったかって? 夢水気を飲んだお二人は、すっかり若がえっちゃって、今でも現役で頑張ってらっしゃいますよ。隠居暮らしなんてとんでもない。