週末の為替市場、アメリカが風邪をひいた。8月の米国非農業部門雇用者数の発表があったのだが、大方の予想に反して4年ぶりに減少に転じたことから、今後の米国内の消費経済に悪影響を及ぼすとの憶測から利下げ観測がなされ、いっきにドル安に転じたもの。7日(金曜)午後まで115円/ドル台だったのが、夜半過ぎには、113円台前半までドルが売られた。
おらは、ドル売りポジションであんまり芳しくない値を2本抱え込んでいたから、整理がついてほっとしたのだが、落ち着いたと思って買いポジションをもった人の中には損を出し始めた人もいるに違いない。ちなみにおらは、今回の経済統計程度ではさほどの失速はないと見込んで、114円/ドルでドル買いポジションを持ってみた。答えは10日(月曜日)に出る。
この程度の小さな風邪をこじらせる程度ならいいけど、あんまりひどいことになると、米サブプライム問題発世界恐慌なんて話も、にわかに現実味を帯びてくる。
そうなる前に、FXにはもう少し楽しませてもらおーっと。