フリーズドライってことは、お湯かけて3分なのかなあ。
極地向けだけでなく、本邦内でも、災害援助向けなどで使えそうだねえ。食べてみたいねえ。
ちまたでは雑炊のフリーズドライ製品が大ヒットしてるらしいから、いろいろと市場に出てくるのも時間の問題だねえ。ひそかに楽しみ・・・。
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カツ丼・ステーキもフリーズドライ 南極の野外観測用
2007年10月17日16時21分
カツ丼から焼き魚、ステーキまで約50種類もの珍しいフリーズドライ料理が完成した。南極での長期の野外観測用に開発された。出発が来月に迫った第49次南極観測隊の準備は大詰めを迎えている。
「カレーはうまい。普通と変わらないよ」「サンマはいまいち」。国立極地研究所であった試食会で、隊員らは感想を述べ合った。一番人気は衣さくさくのカツ丼。ウナギやサンマなど脂の多い魚は硬さが残った。
49次隊のうち7人は、昭和基地から600キロほどの地点で地質調査をする。スノーモービルや徒歩で移動しながらテントで暮らす。約80日にわたり補給はなく、食料を持ち運ぶ。「軽くて保存がきき、調理が簡単でおいしいものを」とフリーズドライに目をつけた。
日本エフディ(長野県安曇野市)に依頼し、隊員の料理をフリーズドライにした。戻しやすいよう、肉に切れ目を入れたり、ロールキャベツに穴を開けたり。総量528キロの料理が138キロにまで減量できた。
装備を担当する阿部幹雄隊員(54)は「長く厳しい野外での観測を、おいしい食事で楽しく乗り切りたい」という。(朝日新聞サイト)