昨日の日本シリーズ第1戦、我が日ハムの先発はヒーロー、ダル。ビシビシと三振を決めていくその姿に鬼気みなぎるものを感じたが、なるほど、そういうことだったのね。
婚約者のサエコがわざわざ札幌まで来て、バックネット裏から観戦。応援していたそうな。
それじゃ、がんばんなけりゃならんべなあ。テレビの画面を透して伝わってくる彼のやる気、勝つ気が、びしびしと、おらの心を打った。なんかいつもと違うなと試合中、ずっと思ってた。まあ、お幸せにね。彼のことだ、いずれ、日本を飛び出していくに違いないが、彼女の支えがあれば十二分に実力を発揮し続けるだろう。
プロ野球:「格好良かった」サエコ“二度惚れ” 日本シリーズ
夫となるダルビッシュのヒーローインタビューを、ネット裏から最後まで見守った。9月26日の楽天戦(札幌ドーム)以来の観戦となった女優で婚約者のサエコ(20)は「楽しかった。格好良かったです。ホレ直した?ハイ」と笑顔で球場を後にした。
身重とあって、北海道の寒さを考慮してマタニティーウエアを着込んでの観戦。途中からその上にダルビッシュのユニホームを羽織って声援を送った。8回無死一塁で堂上剛の強烈な打球が左すねを直撃した際には両手を口に当てて悲鳴。それでも「びっくりして心配したけど、最後まで投げてくれたので…」とホッとした表情だった。
これで東京ドームを含め、サエコが観戦したホームゲーム4試合でダルビッシュは3勝0敗。今シリーズ中の再度の観戦は「体調を見て」(サエコ)になるが、まさに強力な勝利の女神だ。
(スポーツニッポン 2007年10月28日)