サブプライムローンの影響で、米証券大手のリーマンが損失を公表。大手金融機関、証券共に痛んでいることがはっきりしたわけだ。
さらに怖いのは、今回のリーマンを含めて、全て実損ではなく、含み損である点で、さらに金額が膨らむ可能性があるということである。サブプライム問題が決着をみるまで、どのくらいの金額が溶けていくんだろうか・・・。
リーマン・ブラザーズ:大幅な減益 サブプライムの混乱で
米証券大手リーマン・ブラザーズが13日に発表した07年9〜11月期決算は、米サブプライム住宅ローン問題を引き金とした金融市場の混乱を反映し、純利益が前年同期比11.8%減の8億8600万ドル(約992億円)と大幅な減益だった。
サブプライム関連の金融商品の評価損など8億3000万ドルの損失を計上し、6〜8月期に続く減益に陥った。一般企業の売上高に当たる営業収益は3.2%減の43億9000万ドルだった。(毎日新聞サイト)