米国雇用水準減速。リセッションの足音が聞こえる。
12月にリセッション入りしたとの説もあり予断許さず。
外為市場は円高進行。
12月の米雇用増、4年ぶり低い伸び・失業率は5.0%に上昇
【ワシントン=小竹洋之】米労働省が4日発表した昨年12月の雇用統計(季節調整済み)によると、非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万 8000人増えた。増加幅は雇用回復の目安といわれる10万―15万人を大幅に下回り、雇用者数が減少した2003年8月以来、4年4カ月ぶりの低水準となった。失業率(軍人を除く)は5.0%。前月より0.3ポイント上昇し、2年1カ月ぶりの高水準を記録した。
昨年12月の雇用者数は52カ月連続で増えたものの、増加幅は市場平均予測の7万人を大きく割り込んだ。サブプライムローン問題を発端とする金融不安が響き、雇用の減速も鮮明になってきた。(日経サイト)