2007年 11月 11日 の記事 (1件)


11月2日(金)、『ロッキング・オン』12月号を買った。
表紙はロンドンで「一夜限りの再結成ライブ」を行なうレッド・ツェッペリン。
新編集のベスト盤やライブ映画の完全版DVD発売もあり、中身の濃い特集を組んでる。
編集長(粉川しの)を差し置いて、社長(渋谷陽一)の独断か?・・・と思ったら笑えた。
力の入った一文を特集ページの最初に書いてるしなぁ(笑)。

僕はとくにツェッペリンのファンではない。
だけど、何かがあると衝動的に行動に走ってしまったことが過去にある。
大学1年のとき、NHK-FMで1971年のBBCライブが放送されたとき、
「あ、これは録音しとかなきゃ!」と思い、カセットに録って、その後、何度も聴いた。
その翌年、ライブ映画『永遠の詩』の上映会が大阪フェスティバルホールで行なわれ、
「ツェッペリンの映画じゃ〜、行こう行こう!」と同じ下宿の友人を誘って2人で行った。
全盛期のライブだし、有名な映画だし、単純に「見たい!」と思ったんだよね。
1990年にジミー・ペイジ監修によるCD4枚組BOXセットが発売されたときは、
選曲を見て「完璧!」と思い、「ああ〜これ欲しい!」と思った。
1万円で高かったからすぐに手が出ず、そのうちに・・・と思っていたら絶版になって、
これはいまでも心の片隅で後悔していたりする。
1994年にそのジミー・ペイジとロバート・プラントが組んで「ペイジ・プラント」名義で
アルバムを出したときは、「おお〜聴きたい!」と思い、すぐに買いに行った。
なにしろツェッペリンのギターとヴォーカルが組んだのである。そりゃ聴きたいさ(笑)。
1997年には、ツェッペリンの1969年と1971年のBBCライブが2枚組CDで発売。
これもジミー・ペイジ監修によるもので、これはもう、発売日に買いに走った!
DISK-2の1971年ライブは、昔、カセットに録音して愛聴していたやつだからね〜。

映画を見に行ったとき、単純に「ジミー・ペイジのカッコよさ」に魅了された僕は、
ロビーで売ってたジミーの写真を1枚買って帰り、
それを大学卒業までず〜っと部屋の壁に貼っていた。
単純に「ギターを弾いてる姿」がカッコよかったので、外見でハマッた・・・てことなので、
これでツェッペリンにハマるとか、ファンになった・・・なんてことにはならなかった。
1990年にBOXセットが発売されたときは、渋谷陽一がNHK-FMでやっていた番組で、
ポール・マッカートニーの最新ライブ盤と2大特集をやり、これもカセットに録音した。
これも何度も何度も聴いた。

ファンではないので、ふだんは全く聴かないのに、
それでもこんなふうに行動に走らせてしまうもの、そういう衝動を沸き起こさせるもの。
それがレッド・ツェッペリンの「魔力のような」カリスマ性であり、魅力なんだろうと思う。
目に見えない巨大な「魅きつける」力があるのだと思う。

『ロッキング・オン』の特集を読んでいたら
『フィジカル・グラフィティ』(1975)が聴きたくなってきて、ガマンできなくなって、
TSUTAYAへ借りに行ったら、置いてなかった。
2007 11/11 12:59:25 | 音楽 | Comment(0)
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