カテゴリ[ 音楽 ]の記事 (34件)

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2009年

U2の新しいワールドツアー「U2 360°TOUR」が始まった。
このタイトルでわかる通り、今回は初めてのセンターステージになっていて、
会場のまん中にステージがあり、まわりに観客がいる、というスタイルだ。
ツアー初日、6月30日バルセロナ公演のセットリストをみると
本編19曲、アンコール3曲、の合計22曲で、最新作からは7曲という構成。
オープニングから4曲、新作からの曲が並び、アンコール・ラストも新作からで、
今回のアルバム『NO LINE ON THE HORIZON』が自信作なのがわかる。

また、毎回欠かさず演奏されてきた「Bullett The Blue Sky」がはずれ、
「MLK」「The Unforgettable Fire」が入ったことも大きく目を引く。
政治的なメッセージのあるシリアスな「Bullett〜」をはずして、
マーティン・ルーサー・キング牧師へ捧げる「MLK」と、
広島の原爆の絵を見て生まれた曲である「The Unforgettabbule〜」が
入ったことで、ステージ全体の流れが「メッセージ」や「主張」ではなく、
「祈り」になっているのが、セットリストを見ただけで感じとれる。
それこそが今回のツアーのテーマなんだろうと思う。
「Walk On」がアンコールではなく、本編に組み入れられていることが
すごく嬉しい。

ところで、今回のツアーは、ステージセットもバカでかいので、
日本へ来る可能性は低いような気がする。
経費がかかるうえに、セットできる会場も限られから、収支が合わないのだ。
ただ、このセット、日本人には「巨大なこたつ」に見えるよね(笑)。
YouTubeにはもう、初日のライブ映像がいろいろアップされているから、
インターネットはすごいなあ・・・と思う。
2010 10/01 21:11:42 | 音楽 | Comment(0)
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2009年

6月14日(日) 海上自衛隊呉音楽隊のコンサートに行った。
会場は府中市文化センターで、14:00開演。入場無料。
僕は知らなかったんだけど、
この音楽隊は、毎年、こうやって各地でコンサートを行っているそうだ。

国歌斉唱 君が代

第1部 1 2009年全日本吹奏楽コンクール課題曲 マーチ「青空と太陽」
     2 ガブリエル・オーボエ
     3 NHK大河ドラマ「天地人」テーマ曲
     4 The 必殺 ハイライト
     5 海上自衛隊呉音楽隊委嘱作品 「艦上の旭日」

第2部 6 レッツ・ダンス
     7 メモリーズ・オブ・ユー
     8 イン・ザ・ムード
     9 シャイニー・ストッキング
    10 A列車で行こう
    11 シング・シング・シング

    12 
    13 軍艦マーチ

15分の休憩をはさみ、アンコールまで1時間45分のコンサート。
幕開けは、観客も起立して、全員での国歌斉唱「君が代」だった。
どこの会場でも必ず最初にこれがあるそうだ。

第1部はいろんな曲、第2部はジャズのスタンダード、という構成で、
派手さはないけど、丁寧な演奏で聴かせるコンサートだった。
「The 必殺 ハイライト」というのは、「必殺シリーズ」から、
主要BGM曲とメインテーマ曲をメドレーにまとめたもの。
アンコール1曲目は、若い3人が前に出てきて、ハンドマイクで、
最近のJポップのヒット曲を歌った。
EXILE?・・・という感じのミディアム・バラードで、知らない曲だった。
最後は「軍艦マーチ」で、これも毎回恒例の締めの曲なのだそうだ。

全員揃いの白い制服で、それだけで見ていて壮観だったし、
動作や歩き方もきちんとしていて、姿勢もいい。
でも、固苦しい感じはなく、リラックスして安心して見ていられる雰囲気。
満面の笑顔で手をふってくれる女性隊員もいたりして、愛嬌もふりまく。

演奏はしっかりしていて、上手いし、丁寧でありながら力強い。
ひとつひとつの音がしっかり鳴って、しっかり伸びて、きちんと止まる。
なんというか、それぞれの音ひとつひとつが「強い」という感じ。
「しっかり立っている」という感じ、といえば、わかりやすいかな?
それで構成される全体のアンサンブルも安定してるし、メリハリもある。
「天地人」テーマ曲の迫力も、第2部の心地良いスウィング感も、
最後の「軍艦マーチ」の勇壮な力強さも、どれもこれも聴き応えがあった。

クラシックの楽団と違うな〜と思ったのは、
指揮者や演奏家の才能・技術よりも、全員の組織力・統制力が、
この素晴らしい演奏を成立させる根源になっているように感じたことだった。
演奏も上手いのだけど、それよりも組織力に比重がある、というか、
まず、それが全体の土台にあるから、これができる・・・という意味ね。

ロビーでは様々な自衛隊グッズを販売していて、
自衛隊専用の缶詰とか、レトルト食品、缶パン、とかもあって、
なにも買わなかったけど、いろいろじっくり見入っちゃった(笑)。
一般のお店では売ってないモノばかりなんだもんなあ。
2010 10/01 21:10:46 | 音楽 | Comment(0)
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2009年

5月24日(日) 渋さ知らズオーケストラのライブに行った。
20周年のクアトロツアーなので、会場は広島クラブクアトロだ。
リーダーのダンドリスト・不破大輔をはじめ、演奏者だけで25人以上、
さらに、ダンサー、パフォーマー、舞踏家、などが8人?9人?・・・だっけ。
とにかく大人数で、それだけで圧倒されてしまう。
アンコールまで2時間45分、
濃密なエネルギーと妖しい開放感に満ちた渋さワールドを堪能できた。

セットリストは覚えてないけど、アンコールは1曲で、全部で13曲くらい。
知ってる曲は半分くらいで、予想してたよりも多かったから嬉しかった。
歌モノは「諸行でムーチョ」が聴きたかったのに、これは無しで、
曲名だけ知っていた「ひこーき」を初めて聴くことができた。
中盤では、なんの前フリも曲紹介もなく、いきなり、おなじみのイントロで
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」が始まり、観客大合唱!
後半は定番の「本多工務店のテーマ」で怒涛の盛り上がりになって、
これで終わりかと思ったら、そのノリのまま、さらに2曲続いたのが予想外。

RCの曲を演奏したのは、先日亡くなった忌野清志郎への追悼という
意味なのはすぐにわかった。
RCのアルバムやツアーにずっと参加していたサックス・片山広明が
現在は渋さ知らズに加入してるし、当然、この日も本人いるし、
そういう縁もあるだけに、追悼とリスペクトの意志は
よけいに強くなるのかもしれないね。
でも、この曲を演奏するとは予想もしないから、びっくりしたなあ。

大所帯のフリージャズなので、どの曲もアドリブが入るし、ソロも入るし、
そのうえに、パロディやギャグや遊びの小ネタもいろいろで、
ミイラ、傘おばけ、花魁、など、様々なキャラに扮したパフォーマーが
客席のフロアを徘徊していたり、もう、なんでもあり・・・な世界。
でも、演奏はしっかりしていて、グダグダにならない。
リーダー不破大輔が、ステージ中央で両手を使って、
オーケストラの指揮者のように全体をコントロールして、まとめているのだ。

いいもの見た!とか、聴いた!とか、いうよりも、
この場にいたこと、体験したこと、が、なによりいちばん大きいことだった。
アンダーグラウンドな刺激と楽しさと、一度体験するとハマる中毒感。
これが渋さ知らズなんだ、渋さ知らズのライブなんだ!
強烈な余韻と、ああ〜楽しかったぁ!という満足感が心に残ったし、
また行きたい!という欲求が、ジワリジワリとふくらんでいった。
これはね〜、曲を知ってる知ってないは関係なくて、
ライブがあれば、その場にいたい!と強く思ってしまう。
そんなライブであり、アングラ・アート・ジャズ集団だった。
ほんとに、また行きたい!!!

最後にちょっと余談。
オールスタンディングの会場で、少し左よりの位置で見たんだけど、
丁度、ステージ左端に横向きに置いてあるパーカッションの正面でね。
そのパーカッション担当・関根真理の横顔が、すごくキレイだった!
2010 10/01 21:09:34 | 音楽 | Comment(0)
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2009年

ポール・ロジャースが、クイーンとの活動を終えたことを
海外のメディアで語ったそうだ。
つまり、QUEEN+PAUL RODGERS が終了したことになる。
もともと永続的な企画ではなかったし、当初の予定通りということらしい。

唐突な発表で、あ、終わっちゃったんだ・・・と、びっくりしたなあ。
昨年、アルバムを発表して、ヨーロッパ・ツアーもやって、
また日本にも来るだろうなあ、と思っていたから、これは予想外だったよ。
2010 10/01 21:08:24 | 音楽 | Comment(0)
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2009年

NHK-FMで放送している「サウンドストリート・アーカイブス」。
第3週になる16日(月)〜20日(金)は甲斐よしひろだった。

16日(月) 1983 7 13放送 ニューアルバム「GOLD」特集
17日(火) 1984 1 25放送 日本の歌謡曲特集
18日(水)  〃  10 31放送 ゲスト・坂本龍一
19日(木) 1985 2  6放送 口説きのアンソロジー
20日(金)  〃   6 26放送 酒とグルメとジャズ・ボーカル

この人のサンストも今回初めて聴いたけど、
甲斐バンドのクールなイメージが強いから、このくだけたトークは驚いた。
なんだこの、明るい普通のお兄さんは(笑)。
ロック・アーチスト甲斐よしひろ、ではなくて、一人の人間・甲斐よしひろ、で
番組をやっているので、そのまま、素のまんまの人柄が表れている。

なるほどねぇ〜、あの当時、毎週こんなふうにやっていたのか〜。
甲斐バンドではクールに、ふだんはくだけたお兄さんで・・・て、
これは女の子のファンが魅了されるわけだよな〜・・・と素直に納得。

番組ではロックだけでなく、歌謡曲や演歌もかけていて、
甲斐よしひろの音楽的なルーツや、引き出しのようなところが、
なんとなくわかった気がした。
エモーショナルな情景・心情、男と女の恋愛模様・かけひき。
どんなストーリーでも、どんなメロディーでも、
歌詞になり曲になったときに、人間味や情が自然に、にじみ出る。
ロックならではの、反発とか、自己主張といったものではなく、
歌謡曲にある水っぽい色気というか、普遍的な男と女、それぞれの心情。
甲斐バンドは、ストイックに音楽に向かっていたけど、
曲は、ストイックというよりも、感情と心情にあふれたものが多いのは、
そういうことなんだね。
2010 10/01 20:56:04 | 音楽 | Comment(0)
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2009年

NHK-FMで、3月2日(月)から「サウンドストリート・アーカイブス」が始まった。
かつて放送していた人気番組「サウンドストリート」からセレクトして、
毎回、解説をつけて、アーカイヴとして再放送する、という番組だ。
毎週月曜日〜金曜日・24:00〜25:00で、4週連続で放送される。

第1週になる2日(月)〜6日(金)は、佐野元春だった。

2日(月) 1983 7 18放送 ニューヨークから独立記念日リポート
3日(火) 1985 8  5放送 ビルボード HOT100 特集
4日(水) 1987 2  9放送 ヒストリー・オブ・ロックンロール
5日(木) 1986 1 27放送 リスナーが選ぶ
                      1985年マイ・ベスト・レコード特集
6日(金) 1987 3 16放送 最終回 ボーイズ特集

という内容で、僕はあの当時は、まだ佐野元春を聴いていなかったから、
この番組も一度も聴いておらず、なので新鮮な気持ちで楽しめた。
佐野さんが音楽活動を休止してニューヨークへ行っていた1年間は、
番組は向こうで収録して放送していたそうで、そのときのやつも放送された。

佐野さん、若い!音楽へのエネルギーと熱さと愛情が伝わってくる。
口調は、おなじみの、あの感じの、元春トークで、若いから元気だ(笑)。
リスナーに対して、とてもフレンドリーな姿勢でやっているのが印象的。
素のまんま、というよりも、ファンとまっすぐ向き合おう、という意識で
やっているから、こういう形になる、というように感じた。
リスナーからすると、自分と同じ目線で話してくれている、という距離感。
これは、ファンにしてみると嬉しいよね。
佐野元春をすごく身近に感じられる。これは毎週聴いちゃうよなあ(笑)。

驚いたのは、リスナーがコンサートでこっそり録音したライブ音源を
番組でかけていたことだ。
送るほうも送るほうだが、かけるほうもかけるほうで、
佐野さん本人だから、なにも問題にならなかったんだろうけど、すごいわ。
2010 10/01 20:52:34 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

12月21日(日) 「びんご・コンボジャズ・フォーラム 2008」へ行った。
地元のジャズをやっている人たちが集まって、
年に一度、毎年この時期に行なっているコンサートだ。
会場は福山リーデンローズ小ホールで、13:00〜16:30まで。入場無料。
今年もすごく楽しみにしていた。

1 社長's
2 The King Of Planets
3 山本博之ボーカル・クリニック
4 アルス・ノヴァ
5 和楽衆
6 サタデイナイト・アンサンブル
7 ハイソサエティー・ジャズバンド

出演したのはこの7バンドで、今回もハイソサエティー〜がトリだった。
どんどん人気が広がってきているのがよくわかる(笑)。
最初の社長'sは岡山大学JAZZ研究会の学生たち。
山本博之ボーカル〜は、ここでジャズボーカルを学んでる女性たち。
世代はバラバラの7人が1人1曲ずつ歌った。

今回、なにが凄かった・・・て、和楽衆。
今年で3度目の出演になるけど、なんとなんと、演奏が終わったあと
満員の客席から熱い熱いアンコールの拍手が沸き起こったのだ!
三味線と和太鼓のグループなので、このコンサートでは異色の存在だし
ここまでお客さんに受け入れられ、人気が上がってきてたなんて・・・。
再びステージに戻ってきた本人たちがいちばんびっくりしてたもんなあ。
会場がこのときはすごい盛り上がりで、こんなことは初めてだったし、
驚きながらもすごく楽しい場面だった。

いつものキンプラとハイソサエティーは期待どおり楽しませてくれたけど、
今年は和楽衆がもっていっちゃった・・・て感じだったな。
また来年が楽しみだ。
2010 10/01 01:51:52 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

9月25日(木) さだまさしコンサートへ行った。
6〜12月まで続く35周年コンサートツアーで、会場は広島厚生年金会館。
福山公演がないので、広島公演のチケットを狙ったら取れたのだけど、
なんとなんと、2階の最後列のいちばん右端の席。これ以上ない端っこ(笑)!
発売日の朝、近所のコンビニへ買いに行き、
10:00発売開始で、20分後くらいに買ったのに、すべりこみセーフ!
いや〜なんというか、さだファン恐るべし!驚いた。

第1部  1 長崎小夜曲
      2 絵はがき坂
      3 指定券
      4 最終案内
      5 フェリー埠頭
      6 殺風景
      7 春雷
      8 フレディもしくは三教街

第2部  9 北の国から
     10 案山子
     11 献灯会
     12 秋桜
     13 関白宣言
     14 天然色の化石
     15 防人の詩
     16 まほろば
     17 修ニ会

     18 風に立つライオン

15分の休憩をはさむ2部構成で、全18曲、3時間5分のコンサート。
バンドは前回のMistツアーのメンバーに、管楽器が2人加わった9人編成。
通好みの第1部、ヒット曲も交えた第2部、となっていて、
35年間の感謝から、「ファンの人たちのツボ」な選曲になっていた。
Mistツアーでの「攻め」モードから一転して、
今回は「おもてなし」モードのステージになってるなあ、と感じたよ。
さすが、メモリアルでスペシャルなコンサート!・・・と思った。

「最終案内」のイントロが始まった瞬間、気持ちが高校時代に引き戻されて
あの頃と今この瞬間がひとつにつながったみたいな感覚にとらわれた。
ファンへの感謝をこういう形で伝えるコンサートになっているわけで、
同じような体験をした人は多かっただろうし、それがさださんの狙いなのだ。
「秋桜」もピアノで始まる山口百恵バージョンのアレンジではなく、
ギター弾き語りによるオリジナル・バージョンでの演奏。
さらに「防人の詩」を経て、「まほろば」「修ニ会」の2連発で締めくくる、という
荒業で観客の心をとらえて、ガシっと全部もっていってしまった!

いやぁ〜、やってくれるじゃん!
まいったなぁ〜これはやられたな〜、と思ったし、もうこれなら、
アンコールは「あの曲」しかないだろう、と確信した。
たぶん、観客は全員が同じ気持ちになっていたはずだ。

よし、こい、こい、さあ、こい、あのイントロ、こい!

しかし、始まったのは「風に立つライオン」だった。
なんで? 違うぞ! カットカットカット!やめやめ!・・・と心のなかで叫ぶ。

ここは「つゆのあとさき」しかないだろう?
1977〜80年頃、必ず本編のラストかアンコールで演っていた曲だし、
ファンの人たちに「あの頃」の自分と再会してもらおう、という主旨なら、
ここは絶対にこの曲を演るべきで、それでこそ、そういう効果がある。
そしてなにより、この曲で締めることで、このライブはきれいに完成する。

「風に立つライオン」も人気の高い名曲だから、もちろん悪くはない。
さださんのサービス精神が、ここでこっちを選ばせちゃったんだろうね。
「いい人」なのがときどきマイナスになるね。
わかってねえなあ〜、最後の最後ではずしたなぁ〜と
これだけが、この一点だけが、とても残念だった。
素晴らしいコンサートだっただけにね、とても惜しい。ちょっとはがゆい。

2009 11/11 22:55:37 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

8月24日(日) サザンオールスターズの30周年ライブをWOWOWで見た。
18:00〜完全生中継があったので、楽しみにしていたのだ。
春に無期限活動停止を発表しているので、今回はもう出し惜しみなし!の
在庫売り尽くしセール!みたいなセットリストになっていて、圧巻だった。
本編だけで42曲。さらにアンコールが4曲。全46曲は凄いです。

ファンへの感謝と、それを精一杯伝えようとするサービス精神が伝ってきて
部屋で見ていても嬉しくなったし、楽しかった。
最新シングル「I'm Your Singer」ではメンバー全員でエグザイルみたいに
踊りながら、しかもさりげなく、病気療養中の野沢秀行が加わっていて、
この曲だけメンバー全員揃う、というニクイ演出が良かったな。

ひとつだけ、う〜ん・・・と思ったのは、全体の流れというか構成。
曲をたくさん詰め込みすぎて、ちょっとしんどいな・・・と感じたよ。
メドレーみたいに演奏をつないで、曲が進んでいくところがあって、
そのコーナーが長いうえに、しかもひとつじゃないから、
ひと息つく間がないし、緩急やメリハリも伝わりにくくなっていたと思う。
トークやメンバー紹介で場面転換していたけど、人気曲がどんどん続くし、
お客さんは、楽しみながらも少し窮屈なしんどさを感じていたのでは?。
もう少し曲数を絞って、メドレーはひとつだけ作って見せ場にして、
あとは1曲1曲をしっかり聴かせていく・・・としたほうが、
もっともっと良いコンサートになったはず。
それだけが気になった。
惜しいなぁ〜。
2009 11/11 22:43:38 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

8月21日(木)
奥平真吾JAZZトリオ From New York のコンサートへ行った。
会場は福山リーデンローズ小ホール。
少し空席もあったけどほぼ満員で、いい感じの熱気があって、良い雰囲気。
知り合いのKtさんが僕を見つけて声をかけてくれた。嬉しい。

奥平真吾        ドラム
シェリル・ベイリー   ギター
ブライアン・シャレット オルガン

 1 サイザルの畑
 2 
 3 Dance of the Dream Maker
 4
 5
 6

 7 Starbrite
8 Ray's Way
9 A Soft Green Light
10 The Wesenback
11 Ceder's Mood

12 Take The Coltolane

15分の休憩をはさんで2部構成、2時間5分のコンサートだった。
曲紹介のメモとって、あとからネットで調べたけど、わかったのはこれだけ。
全曲、英語のタイトルだし、僕は一切、曲を知らないから、これは仕方ない。

エレキギターのジャズは退屈そうなイメージしかなかったから、
チケット買ってみたものの、どうなんかな〜?という思いはずっとあった。
でもステージが始まると、3人が対等に音で会話していて、
それぞれのソロがあるし、アドリブセッションみたいな展開もあって、
聴いていて、とても面白く、ダレないし、飽きなかった。
第1部の最後の曲なんて、ドラムソロからオルガンとギターのかけあいに
なって、そのセッションのなかでオルガンとギターそれぞれのソロがあって、
そうやって見せ場を用意しながら演奏はどんどん熱く熱くなっていく・・・という
展開で、客席からは何度も歓声と拍手が沸き起こって盛り上がった。
楽しかったなあ。

バンドリーダー奥平真吾のドラムは、力いっぱいドタバタ叩くでなく、
小技が多いテクニックひけらかしタイプでもなく、軽やかで伸び伸び叩いてて
聴いていて重くないし、明るさと気持ちよさがあってすごく良かった。
少年のまま・・・みたいな若々しいルックスの人だから、
それも手伝って、バンドの雰囲気が明るいものになっていたし、
とにかくドラムが大好きで、演奏するのが楽しいんだよ・・・というのが
見ていて素直に伝わってきた。
こんなドラムは初めて聴いたし、すごく良かったし、凄いもの見ました!
シェリル・ベイリーのギターは、まろやかな音色でやわらかい演奏をしていて、
あれこれ弾きまくるという感じではなく、全体のアンサンブルに色をつけていく
というタイプで、しかも同じギターをずっと使っていたのにびっくり!
音が自由に泳いでる・・・と感じたなあ。
ブライアン・シャレットのオルガンは、60年代のサイケデリックな音から
モダンでおしゃれなサウンドまで、曲に合わせ、セッションに合わせて
アンサンブルを自由に演出していた。
オルガンて、こんなに表現豊かなことが出来るんだ!と驚いたし、
彼の演奏はどこか、それで遊んでるように感じられて、見ていても楽しかった。
無邪気なおじさんだなあ、という印象。見た目は渋いのにね(笑)。

チラシに載っていた写真を見て、男性だと思っていたシェリル・ベイリー。
ステージに3人が登場してきたとき、そこで初めて女性であることがわかり、
うわぁ!と驚いた。
ショートカットだし、スラっとしてるし、あの写真は男に見えるよなあ(笑)。
いや、べつにいいんだけどね。

2009 11/11 00:27:51 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

8月10日(日)
大阪芸術大学特別演奏会「クラシックとジャズとポップスと」へ行った。
毎年、夏にやってる定期演奏会なんだそうで、西日本の6都市をまわる。
広島の会場は原爆資料館のとなりにある国際会議場フェニックスホール。
こんなのやってるなんて知らなかったなぁ。
チケットは2500円なんだけど、僕は招待券を申し込んだので無料。
まあ、だから行ってみよう、という気になったんだけどね。
エリック・ミヤシロのトランペットと森川美穂の歌が生で聴ける!
さらに、パーカッションのカルロス管野が見られる・・・てことで、
これは行かなきゃ!・・・という衝動だけで行ってしまった(笑)。

第1部  大阪芸術大学管弦楽団+声楽アンサンブル

 1 ウィリアムテル序曲
 2 夢路より                   
 3 アニー・ローリー           
 4 百万本のバラ            
 5 浜辺の歌          三原剛          
 6 波浮の港           〃              
 7 昴               〃                 
 8 村祭り              
 9 花                
10 夏は来ぬ             
11 里の秋              
12 冬の夜              
13 行進曲「威風堂々」第一番  

第2部  1、10  O.U.A. JAZZ MASTERS ORCHESTRA 
      4〜6  GOLDEN KEWPIE JAZZ ORCHESTRA with MALTA
7〜9  O.U.A. JAZZ〜 + GOLDEN KEWPIE〜
   
1 いま君は美しい      O.U.A.ポップス・シンガーズ&チア・リーダー      
 2 サヨナラについて     曜(ひかる)     
 3 Resgueado         藤井義順&新納悠記
 4 Soul Bossa Nova                 サックスと指揮・MALTA 

 5 Maria 松本浩昭 (トランペット) 〃
 6 Four Brothers                     〃        
 7 Blue Water         森川美穂         指揮・山室紘一
 8 会いたい          沢田知可子         〃
 9 Gift             沢田知可子+森川美穂  〃
10 We Offer You Praise   Vocal Ensemble & 1回生クワイヤ 

20分の休憩をはさんで2部構成、2時間半のコンサートだった。
どういうわけか、エリック・ミヤシロとカルロス管野の2人は不参加で、
あれ?出てこんやん・・・と思いつつも、多忙なんだろうな、と納得した。
それよりも、それについて全く説明が無かったことが不満だった。
チラシにもパンフレットにも名前が載ってるわけだし、
予定が変わったなら、それはきちんと伝えるべきだろう?

それはそれとして、コンサートは、まあまあ楽しかった・・・てところだった。
教員・OB・学生たちの演奏だから、演奏レベルはプロとは違うし、
そこに数人のプロが共演する・・・というものだから、そこは納得できた。
ただ、それでも「まあまあ」と感じたのは、全体の構成や流れがいまいち
メリハリがなく、ダラ〜っと一本調子だったことと、
内輪の発表会を見せられてるような感じで、興ざめする場面があったこと。
音楽以外の部分で、こういうのがあるのはよくないと思った。

さて、そんななかで、すごく良かったのが三原剛と森川美穂。
三原さんはイタリアと日本で活動しているオペラ歌手で、3曲歌った。
しっかりした強い声がきれいに伸びて、それが会場全体に響き渡って、
耳で聴いてるというよりも、体中にビシビシ伝わってくるというものだった。
あんな歌声を生で聴いたのは初めてだったから、これは感動した。
オペラの世界には、錦織健や秋川雅史のような有名な人のほかにも、
実力があって海外で活躍してる人がいるんだな〜というのがわかったし、
ロックやポップスとは、音楽のレベルが違うなあ、というのを実感した。

森川美穂は初期の頃、2回、コンサートに行ってるから楽しみだった。
「Blue Water」は最大のヒット曲で、これを生で聴いて、あの頃よりもさらに
歌が上手くなってることに驚いたし、そうことか!と気づいたことがあった。
僕は最初の3枚が好きで、4枚目から方向が変わっていったから
聴かなくなったんだけど、あのときの路線変更は、この声だったのだ。
彼女の声の力と魅力をいちばん活かせる方向へ変えたのだ。
パンチの効いた歌声が伸びやかにまっすぐ、どこまでも響いていくから、
こんな人だったのね!と、彼女のホントの姿をようやく知った場面だった。
感動したし、嬉しさもあったし、同時に、ちょっとだけ後悔した。
あれから後もずっとライブに行ってればよかったなあ・・・と思ったのだ。
この人はタダもんじゃないね。すごいね。
2009 11/10 23:43:43 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

7月21日(月)
地元のライブハウスにDuo-Andy Special Bandを聴きに行った。
木村龍彦JAZZトリオの人たちが、夏と冬の年2回やってる企画バンドで、
自分たちが聴いてきた70年代のフォークやニューミュージックを歌う。

バンドは、いつものメンバー4人のほかに、
木村さんの旧友・黒飛伸二さんとお店のマスターが加わった6人編成。
黒飛さん、木村さん、門田さん、のフロント3人は高校時代の同級生だそうで、
フォークギター持って椅子に座って、まったりと演奏。
歌は木村さんと黒飛さんで、門田さんはコーラス。3人のハモリがきれい。
で、木村さんの代わりにお店のマスターがベースを担当。

 1 ある雨の日の情景    吉田拓郎
 2 22才の別れ        風
 3 サボテンの花       チューリップ
 4 夢一夜           南こうせつ
 5 岬めぐり          山本コータロー
 6 直指庵           きくち寛
 7 恋              松山千春

 8 学生街の喫茶店     ガロ
 9 涙そうそう         BEGIN / 夏川りみ
10 落陽            吉田拓郎
11 I LOVE YOU       尾崎豊
12 いちご白書をもう一度 バンバン
13 神田川          かぐや姫

14 少年時代         井上揚水

アンコールの「少年時代」まで、30分の休憩はさんで2時間10分のライブ。
寡黙な人だと思っていた木村さんが、このバンドでは1曲ごとによくしゃべり、
昔の思い出話や笑えるエピソード、曲についてなど、いろんな話をしていた。
黒飛さん・門田さんとのかけあいなどもあって、見ていてホントに楽しかった。
いつものジャズバンドのときとは別人で、こんな人だったの?と驚いたし
同級生3人で演ってるから、3人とも高校時代に戻ってるんだなあ、と思った。

そしてもうひとつ。初めて聴いた黒飛伸二さんの歌。
渋い声で艶があって、それで穏やかに甘く歌う・・・という大人の魅力たっぷり。
すごく良かった!聴き惚れちゃったぜ。
おそらくファンの人もたくさん見に来てたんじゃないかな?
いいもの聴かせてもらいました。

木村龍彦JAZZトリオではいつも少ないお客さんが、この日は満員で、
歌で盛り上がり、トークで笑い、店内は明るい雰囲気に包まれていた。
このライブハウスがこんな空気になるのは、僕は初体験だったから、
なんだか自分だけ場違いな場所に居合わせたような気分になったりもしたけど
すごく楽しかった。
2009 03/13 12:15:30 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

7月5日(土)
Kさんのお店からダイレクトメールが届いた。
こんなことは初めてだから、「うわぁ、なんか来たぞ!」とびっくりした。
開けてみると、お店が主催するコンサートのチラシが1枚入っていた。

奥平真吾JAZZ TRIO From NY
8月21日(木) 福山リーデンローズ小ホール 前売3500 当日4000

奥平真吾         ドラム 
シェリル・ベイリー    ギター 
ブライアン・シャレット オルガン

ということで、僕の知らないグループだ。
ローソンチケットでも扱っているので、有名なグループなのかもしれない。
鍵盤がピアノではなくオルガンで、ベース無しのトリオ編成なのが面白い。
どうしようかな〜?
と、迷っていると、このチラシのいちばん下に小さく書いてある告知を見て
こっちに「おぉ!おぉ!おぉ〜〜〜!きたよ!きたよ!」と盛り上がった。

富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル2008
ルイス・ナッシュ&ビバップ・オールスターズ 
2年ぶり福山公演 決定!
10月31日(金) 広島県民文化センターふくやま

やったぜ!あの最高のライブがまた見られるぜ!嬉しい!
なんかこれで元気でてきた。テンション上がってきた。
これはなにも迷わない。
行くぞ。
2009 03/13 12:04:41 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

ザ・フーの初めての単独日本公演が決まったが、気持ちが動かない。
チケット代が12000円なのは、ザ・フーだから納得できるけど、
いざ見に行くか・・・となると自分としては大きな出費なんだよな。
で、それよりなにより、いちばんの理由は、いまのザ・フーの年齢。
ピート・タウンゼントは63才、ロジャー・ダルトリーは64才、で
2人とも、もう「ご老体」なのだ。

解散しないで「現役」であり続けているローリング・ストーンズと違い、
彼らは1982年に解散、1989年に「25周年ツアー」を行なってまた解散。
1996〜97年のツアーをきっかけにようやく再始動する・・・という
経歴なので、バンドとしての精度も現役感覚も全く違う。
1996〜97年ツアーは、もともとイギリス皇室が主催して行なっている
チャリティ・コンサート「プリンス・トラスト」への出演依頼があって、
そのときの「QUADROPHENIA」完全再現ステージが好評だったため、
これでツアーをしよう、という企画に発展したものだった。
しかもピートが後にインタビューで、1989年と1996年の再結成は
「億単位の借金を抱えるジョンを助けるため」だったと告白していて、
ザ・フーをやろう、という音楽的な動機ではなかったことが判明。
つまり、本人たちのなかでは、1982年の解散で「終わってる」のである。

1996〜97年の「QUADROPHENIA」ツアーのときに来てればなあ・・・と思う。
まだまだバリバリに元気だったし、歌も演奏も力強かった。
ジョン・エントウィッスル(ベース)もいたし、なにより、このツアーは、
このアルバムを全曲演奏し、 ストーリーを再現するステージだったから、
迷わず見に行ったのになあ。
ところで、大阪公演の会場が大阪城ホールなんだけど、
ここはもう「ロックコンサートには貸さない」んじゃなかったっけ?
2009 03/13 11:58:42 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

奥井亜紀が6月7日(土)〜28日(日)まで全国ツアーを行なった。
いつも東京だけとか、ときどき大阪でもやる・・・ていうペースだから
これはもう、何年ぶりなんだ?というような出来事だった。

4月にリリースしたニュー・アルバム『音海スイム』のツアーなので、
ツアータイトルは「音海スイング」。
大分・福岡・大阪・名古屋・仙台・東京の6都市6公演。
週末ごとにコンサートで、聴き手にやさしいスケジュール。
ああ、なのにどうして広島に来てくれないのだ?
この日程なら広島も移動で通ったでしょう?公演可能だったでしょう?
「もったいない!」(by矢沢)

まあ、それはともかく、今回のツアー。
古い曲もたくさん歌ってるんだけど、なかには「おっ!」と思った曲もある。

福岡・名古屋・仙台 → 「Boys Be Blave〜少年よ勇気をもて〜」
大分・大阪      → 「ゆきうさぎ」
仙台・東京      → 「My Best Song」

これはいいなあ。広島公演があったなら、なにが聴けただろう?
個人的には「勝子の就職物語」がいいなあ。
1996年に初めてコンサートに行ったとき、この曲を歌っていて、
起伏の激しいあのメロディーを発音も音程もくずさず雑にならず歌いきり、
思わず「上手いな〜!」と感嘆した思い出があるので、また聴いてみたい。
2009 03/13 11:57:07 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

6月15日(日)
「びんごビッグバンドまつり 2008」へ行った。
地元のビッグバンドが集まって、年に一度行なわれるジャズフェス。
会場は福山リーデンローズで、入場料1000円。
12:30〜17:00まで。

出演  広島県立福山工業高等学校FTHC
     福山市職労ワーキングビーズ・オーケストラ
     スウィング・パーツ・オーケストラ
     JFEニュー・レッド・ウィングス
     ニュー・スウィング・ドルフィンズ
     ザ・キング・オブ・プラネッツ
     尾道BBSクリエーション
     ジャテン・サウンド・トリック
     福山大学学友会吹奏楽部
     ペイジ・ワン・ジャズ・オーケストラ

ゲスト エリック・ミヤシロ (トランペット)
     伊藤君子
    
僕は昨年行けなくて、2年ぶりだったからすごく楽しみにしていた。
そうしたら、前回見たときよりも観客数がすごく増えていてびっくりした。
「ど〜したん、これは?」・・・と思っちゃったもんな。
出演人数が多いから、その家族や友人が多いとしても、
出演バンドが増えたわけじゃないし、それは2年前も同じはず。
ということは、ゲスト目当て・・・てことなのか?

エリック・ミヤシロという人はこの日初めて知ったのだけど、
彼のトランペットは音がとてもきれいで、澄んだ音がまっすぐ届いてくるから
生で聴いていて気持ちいいし、すごく感動した。
こんな人が日本にいたのかぁ〜!と驚いたし、
これはいいもの聴いたなぁ〜!という喜びと満足感で嬉しくなった。

コンサートは、そのエリック・ミヤシロと各バンドが1曲ずつ共演する構成で、
これは僕たち観客以上に出演者たちがすごく嬉しい企画だったと思う。
この人に憧れてトランペットを始めた・・・という人もいて、
緊張しつつも嬉しくてしかたない・・・みたいな様子がどのバンドにもあって
それが見ているほうには親近感になって伝わってくるから楽しかった。

最後にゲストの伊藤君子さんのライブが30分。
ドラム、ピアノ、ベース、をバックにしっとりとしたジャズボーカル。
知らない人なんだけど、上手いから聴き心地が良くて、とても良かった。
お客さんもほとんどの人が残っていたから、
ジャズの世界ではすごく有名で人気のある人なんだろうな〜と思った。
いい歌だったもんなあ。

終演後、ロビーではエリック・ミヤシロさんが
CD買ってくれた人にサイン会をしていて、長い列が出来ていた。
エリックさんは1人1人と言葉を交わし、サインを書いて握手していた。
気取った感じがなくて、穏やかな笑顔が印象的。
僕はしばらくその様子を見ていただけで、そのまま帰ってきたけど、
ひょっとして、すごくもったいないことをしたのかな?
2009 03/13 11:54:04 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

6月14日(土)
『ミュージックフェア』にさだまさしが出演したので録画した。
この日は、さだまさしデビュー35周年スペシャルで、
松浦亜弥、森山直太郎、平原綾香、が、さださんと1曲ずつ共演。
さらに、佐田大陸、佐田詠夢、と一緒にさださんが「秋桜」を歌った。
そう!・・・なんとなんと、さださん親子がテレビで初共演したのだ。
さださんが、子供たちをメディアへ出したことにいちばん驚いた。
2人ともヴァイオリンをやっていて音大へ進んだまでは知っていたけど
プロデビューするわけじゃないし、いきなりどうしたの!?と思ったよ。
大陸くんがヴァイオリン、詠夢ちゃんがピアノ、さださんが歌。
子供たち2人は堂々と演奏していて、さださんのほうが緊張してたみたい。
でも、この3人を見てると、いい家族なんだろうな〜と思った。
もう、こんなことはないと思うから、これは名場面になったね。

ほかでは、さださんと平原綾香による「つゆのあとさき」がすごく良かった。
いちばん好きな曲のひとつだから贔屓目になっちゃうとはいえ、
彼女の声が合っていて、この曲に鮮やかに色をつけたなあ、という印象。
感動した。
2009 03/13 11:52:27 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

6月13日(金) 一青窈のコンサートへ行った。
2年ぶりとなる全国ツアーの広島公演で、会場は広島厚生年金会館だ。
今回は1階15列の真ん中・・・という良席がとれたので、嬉しかった。
ステージ真正面だし、座ってみるとステージが近くて、気分が高まった。

 1 Key
 2 空中ブランコ
 3 ひとりでに
 4 つないで手
 5 ドミノ
 6 アンモナイト
 7 指切り
 8 モノローグ(詩の朗読)
 9 かざぐるま
10 ささやき並木
11 さよならありがと
12 Doorway
13 シャンデリア
14 月天心
15 大家(ダージャー)
16 江戸ポルカ
17 茶番劇
18 もらい泣き
19 どんでん返し
20 栞
21 受け入れて

22 ハナミズキ
23 「ただいま」
24 Key

場面転換に流れた「詩の朗読」をここでは「モノローグ」と書いてます。
これも含めてアンコールまで全24曲。2時間13分のコンサートだった。

最新アルバム『Key』の1曲目に入ってる「Key」の前半部で始まり、
最後はこの「Key」の後半部で終わる・・・という構成。
凝った仕掛けや演出はいくつかの曲に絞り、曲のアレンジも変えたりせず、
彼女の「歌」を丁寧に聴かせようというコンサートだった。
前回のツアーは、それまでのイメージを払拭してカラを破ろうという試みで
あれこれ冒険してたけど、今回はそれを少し残しつつも
元の立ち位置に戻したなあ、というステージになっていた。
これは、プロデューサーの武部聡史が、キーボード・音楽監督として
初めてツアーに参加しているので、彼の考えによるものだったのだと思う。

いや〜今回も、というか、前回以上に生で聴く彼女の歌は絶品!だった。
しなやかさと艶が出てきて、気張らず、いい具合に肩の力が抜けてる感じで
気持ちよく歌っていたから、それに浸っているだけで、最高に心地良かった。
前回のツアーから2年で、さらに歌が上手くなってるなぁ〜と思ったよ。
とくに良かったのが、場面転換したあとのアコースティック・コーナー。
「かざぐるま」「ささやき並木」「さよならありがと」と3曲歌ったんだけど、
楽器がシンプルなぶん、歌の上手さと表現力が浮き彫りになって伝わるから、
彼女の声や歌をダイレクトに体感できて、ぞくぞくした。
武部さんのピアノだけで歌った「かざぐるま」には感動したなあ。

後半はね、「月天心」がライブで聴けて嬉しかったし、
彼女が振り付け指導して、「江戸ポルカ」をみんなで踊ったのが楽しかった!
で、それ以上に個人的にいちばん盛り上がったのが「どんでん返し」。
今回のアルバムは後半にもってくるような盛り上がり曲がないので、
昨年12月リリースのシングル「ただいま」のカップリングであるこの曲を
絶対、後半の盛り上がりにもってくる!と思っていたし、確信していた。
「もらい泣き」が始まったときに「あ、次にくるな!」と直感したら、その通り、
終わったあとにあのイントロ!!!
この瞬間、「よし!よし!きたきた!」と気持ちが舞い上がってしまったけど、
これは嬉しかったし、盛り上がったし、なにより快感だったなぁ〜。
いちばんきてほしいところにドンピシャ!でその曲がくる・・・てのは嬉しいよ。

というわけで、前回と同じく、今回のコンサートもすごく良くて大満足だった。
この人の歌はCD以上にライブが良いから、生で聴くのがいちばん良い。
次回もまた行きたい。ぜひ行きたい。

ただひとつ。
代表曲である「ハナミズキ」は必ず歌うことはわかっているのだから、
アンコールに置くのではなく、本編に入れるべきだ・・・と思った。
本編の世界観とは違うもので、リラックスした空気に入れ替えるのが
アンコールだと思うので、この曲ではそういう効果を発揮しないのよ。
2009 03/13 11:50:53 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

5月20日(火)
GOING UNDER GROUNDのベスト・アルバム
『COMPLETE SINGLE COLLECTION 1999-2008』を買った。
21日発売なんだけど、TSUTAYAに行ったらもう店頭に並んでいたのだ。
予想通り、狙ったとおり(笑)。

タイトル通り、全シングルのA面曲がリリース順に収録されている2枚組。
いまでは入手困難になっているインディーズ時代の5曲から始まって、
今年3月にリリースした村下孝蔵のカバー「初恋」までと、新曲「My Treasure」。
さらに初回限定盤のみ、その「初恋」のアコースティック・バージョンが入ってる。
全27曲。素晴らしい。

2年前にもメンバー自身が選曲したベスト盤が出ていて、
シングルじゃないのに「東京」が収録されたことに心の中で拍手喝采をおくって、
彼らの世界が1枚に気持ちよくまとまっていたので、愛聴盤になった。
なので、最初は、「またベスト?あれでいいのに・・・」と思ってしまったけれど、
今回はシンコレなので、シングル曲をまとめて聴けるのが嬉しいところ。

最初に聴いたとき、7曲目の「グラフティー」で最初にギターが入ってて驚いた。
音もザラついた感じだし、まえのベストに入ってるのと違うのだ。
「そうか、これはシンコレだから全部シングル・バージョンが入ってるんだ!」と
気がついた。ほっほ〜こりゃ面白いぞ・・・と聴くのが楽しくなった。
この流れで聴くと、「サンキュー」「同じ月を見てた」「きらり」などが
名曲であることも再確認できて感動したし、さらに彼らが好きになった。
車のなかでずっとかけてます。

ただねぇ、ひとつだけ不満があって、
このアルバム・ジャケットと歌詞カードのデザインや色使いは最低!だ。
なんでこれで、OK出しちゃったんだろう?
ダメダメだし、彼らの音楽とも合ってないし、デザイナーの自己満足だよな。

2009 03/13 02:20:25 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

5月19日(月)
サザンオールスターズが来年から無期限活動停止すると発表した。
これが大きなニュースになっていて、東京では号外が出たそうで、
この騒ぎに驚いた。

過去にも活動休止しているし、それで国民がみんな困るわけじゃないし、
なにをわざわざ大事件みたいにしてるんだろう?
こんなことをして、これ自体、ものすごい宣伝効果になってると思うから、
全部、レコード会社の戦略か?・・・と、よけいな深読みしちゃったよ。
テレビの報道も煽り過ぎ。

メンバー全員50代だし、いままで30年間、楽しませてくれたのだから、
これから先は、自由にさせてあげようよ。
メンバー5人はサザンであるまえに一人の人間なんだから、
それぞれの人生があるわけで、
一人一人が自分の人生を楽しんでもらいたいなあ、と思う。
2009 03/13 02:11:26 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

4月 8日(月) YUI          『 I LOVED YESTERDAY 』
〃 22日(火) 宇多田ヒカル    『 HEART STATION 』
〃  〃     Perfume        『 GAME 』
5月 7日(水) エレファントカシマシ『 STARTING OVER 』

以上4枚。ドカドカと買ってしまった。誘惑と衝動に負けた・・・(笑)。
このうちYUIだけは3月に予約してたので、衝動買いには入らないけどね。

Perfumeは「DVDが見たいな〜」と思っていて、
でも初回盤はレンタルに並ぶかな〜?というのがずっと気になっていて、
そのうち、これはすぐ買わないと入手できなくなるぞ・・・と焦り始めて、
それで発売日に買いに行ってしまったのだった。
宇多田ちゃんはPerfumeを買いに行ったとき、お店の新譜コーナーで
隣に並べて置いてあったから、つい手にとってしまった(笑)。
いつも利用してるお店だから、割引券がたまっていて、
それを使うから「まあ、いっか・・・」と一緒に買ってしまったよ。
エレカシは5/2(金)放送の「川上未映子のオールナイトニッポン」で聴いた
「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」という曲がすごく良くて頭から離れず、
ガマンできなくなって買いに走ってしまったのだった。
次の日すぐにレンタルしようと探しに行ったんだけど、
どこのお店にも置いてなかったんだよね。

Perfumeの初回盤はタワレコのHPでは発売3日で完売になっていて驚いた。
その1〜2日後に調べてみるとHMV・TSUTAYA・新星堂のHPも完売で、
推測だけど、「発売5日で完売」という、すさまじい売れ方をしていた。
当然のようにオリコンのアルバム・チャートでは初登場1位。
初の全国コンサートツアーも全公演チケットは完売。
ものすごい勢いと速さで、人気が広がってる。

2009 03/13 02:07:12 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

5月2日(木) 『ロッキング・オン』6月号を買った。
巻頭特集は「UKロックの100枚」で、ネタがないときに使ういつもの企画。
もう飽きたよ・・・と思いつつ買って帰った。

うん、ほんとに場つなぎの企画だよな・・・と思いながら読み始めたら
今回は「評価としての100枚」ではなく「聴き手としての100枚」で、
それぞれが個人的に思い入れの強い1枚を選ぶ、というものだった。
しかも、外部からのゲストを迎えて、それぞれが1〜3枚選んで書いていた。
ミュージシャン、漫画家、映画監督、お笑い芸人、イベンター、など14人。
いしわたり淳治とナカコーの元スーパーカー2人に
お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦が書いているのは嬉しかったな。
なぜか大谷くんだけ5枚も書いていて、ロック通ぶりがよく伝わってきた。
今回は面白かったね〜。読んでて楽しかった。

100枚のセレクトは王道をいっていて、斜に構えたり通ぶったりしていない。
ビートルズ『アビーロード』、ピンク・フロイド『狂気』、U2『ヨシュア・トゥリー』、
ザ・ヴァーヴ『アーバン・ヒムズ』、コールドプレイ『静寂の世界』・・・だ。
60年代〜現在までのUKロックの歴史であり教科書である名盤たち。
「売れたから名盤」「有名だから名盤」なのではなく、
アーチストの創造性と表現が聴き手に与える感動や影響が大きい作品。
それが結果として「評価」になり「名盤」として受け継がれていくのだ。
ちなみにクイーンは『オペラ座の夜』。正しい!
2009 03/13 02:05:16 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

3月24日、クイーンのヨーロッパ・ツアーの日程が発表された。
9月16日〜12月1日まで、15ヶ国・27公演。
初めてのロシア公演となるモスクワだけ、スタジアムで2日間公演だけど、
あとは1〜2万人収容のアリーナ会場で、各都市1公演ずつだ。
ロシアのほかに、ポーランド、ハンガリー、オーストリア、などもまわるし、
ドイツで5公演も組まれていて、前回のツアーで行ってないところが多い。
これは彼らの素直な意思なんだろうと思うし、
ヨーロッパでのクイーン人気の高さがよくわかるね。

今回のツアーは、9月1日に発売予定のニュー・アルバムに合わせたもので、
前回と違って、この新作からの新しい曲たちがライブの軸になるはずだ。
だから、ポール・ロジャースをヴォーカルに迎えたいまのクイーンにとって、
いよいよ実質的なスタートといえるツアーになる。
でもまあ、そうはいっても、やっぱりブライアン・メイのことなので、
みんなが聴きたいヒット曲・人気曲もたくさん含めた構成にすると思う(笑)。

ところで、このニュースでいちばん「おっ!」と思ったのは、ツアーではなくて
9月1日に新しいアルバムが出る、ということだ。
そりゃあ、そうだろう。
ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ポール・ロジャース、
この3人で作ったアルバムが遂に発表されるのだから気持ちが高まるよ。
いちおう「クイーンの新作」ということになるけれど、
実質的には、これは「クイーン+ポール・ロジャース」なんだし、
クイーンのニュー・アルバム・・・というふうには受け取ってないけどね。

でも、こうなってくると、もう「クイーン」の名前は使わないでもらいたいなあ。
3人で新しいグループ名で活動してくれたほうが、嬉しいんだけどな。
ポールがゲスト扱いのままにならないし、いろいろやりやすくなると思う。
2009 03/13 01:42:54 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

3月23日(日) さだまさしコンサートへ行った。
昨年9月にアルバム『Mist』をリリースして開始したコンサートツアーで、
2年ぶりの福山公演だから、チケット買って心待ちにしていた。
今回は3階席の2列目で、前回よりも1列下がった。
チケット買いに行ったとき、もうこれより前が残ってなくて、
それなら・・・とちょっと面白がって、前回見た席の真後ろの席を買ったのだ。
だから視界はほぼ同じで、不満はないし、心地良く楽しめてよかったよ。

今回はツアーが始まってまもなく、ネット上で偶然セットリストを見てしまい、
ありゃりゃ・・・と思ったものの、でも、自分好みの選曲・構成に、
「おお〜〜!こういうのを見たかった!これよ、これ!」と盛り上がった。
だもんで、これは絶対見に行こう!見に行くぞ!と気持ちが高まって、
それに後押しされてチケット買いに行ったのだった。

 1 道化師のソネット
 2 白雨
 3 媚山
 4 雨やどり
 5 パンプキンとシナモンティー
 6 窓
 7 桜桜咲くラプソディ
 8 加速度
 9 主人公
10 都忘れ
11 賢者の贈り物
12 赤い月
13 1989年・渋滞−故・大屋順平に捧ぐ−
14 胡桃の日
15 霧−Mist−
16 かささぎ

17 51
18 落日

休憩なしで、アンコールまで全18曲3時間のコンサート。
期待通りというか、期待以上の濃い内容で、嬉しかったし素晴らしかった。
最新アルバム『Mist』からは全10曲すべて歌っていて、
こういう思い切った構成はソロになって最初の頃だけのはずだから、
ここにきてまた「攻め」モードになってきた感じがすごく嬉しかったのだ。
そして、なんとエレキギター松原正樹とパーカッション木村誠の参加!
知らなかったから驚いた。
通常のコンサートツアーにエレキギターが入るのは10年ぶりだし、
パーカッションがいることでリズムが強力なうえ、アレンジも豊かになった。
バンドサウンドで、音に熱があって、この編成は迫力があったなあ。

「加速度」は激しさと熱さのあるアレンジになって生まれ変わっていたし、
「1989年・渋滞」は後半での松原正樹のギターソロが聴きどころで、
「胡桃の日」は宅間さんのマリンバと松原さんのギターがかけあう
後半の展開が、まるでフュージョンバンドのような演奏になっていた。
この編成ならではの見せ場を用意してあって、これは盛り上がったし、
聴いていて、気持ちが高ぶって興奮したよ。
最高!だった。

そして、なんといっても最新アルバム『Mist』の曲たち。
このアルバムは、2000年代を代表する1枚となる傑作だから、
これを全曲ライブで聴けたのは幸せだったし、嬉しかった。
セットリストは知っていたから、次はあの曲だ・・・とか思いながら
ワクワクして聴いていたんだけど、「媚山」「窓」「賢者の贈りもの」などは
絶品!だったし、後半の「赤い月」「霧 -Mist- 」もCD以上に良かった。
大満足!です。

というわけで、音楽的には本当に素晴らしいコンサートだった。
それだけにね、ひとつだけ残念だったことがある。
トークがねえ、オチへもっていく、笑いどころへもっていく、という部分で、
タメなかったり早口になってしまったり・・・という場面が何度かあって、
すごく雑な感じだったのよ。あれはダメじゃわ〜。
少しタメて、お客さんがそこの意味を頭のなかで理解して、そこで笑いが
起こる・・・という場面なのに、間を空けないで次を言っちゃったりするから
早口に聞こえたり、自分だけでウケてる・・・みたいになったりしてた。
「さだちゃん、落ちつけ、落ちつけ!」「あぁ〜そこはもっとタメなきゃ!」と
心の中でダメ出ししながら聞いてたよ。
ネタも話も面白いから、これはもったいなかったなあ。

2009 03/13 01:40:28 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

3月4日(火)、『ロッキング・オン』4月号を買った。
12月号につづいて、またレッド・ツェッペリンが表紙だ。
今回はジミー・ペイジのロング・インタビューで渋谷陽一が良い仕事してる。
ジミーがこんなに饒舌に、自分を開放してあれやこれや話してるのは、
1980年のツェッペリン解散以降、おそらく初めてのことじゃないかな?
笑っちゃったところもあるし、中身が濃くて楽しい記事だった。

ジミーはずっと「ツェッペリンやりたい!」という未練を抱えたままだったから、
今回の再結成ライブが成功して、おおいに満足してるのが素直に伝わった。
そして、いまの年齢でもレッド・ツェッペリンの音がまだ成立することに
安心と喜びがあり、それがいちばん嬉しいことだったんだな・・・というのも
ジミーの言葉を読んでいて強く感じた。
「なにをしゃべってもいいんだ、俺たちは大丈夫なんだから・・・」みたいな
安心感を得て、気持ちがすごく楽になってるのがわかるもんね。
ライブのいきさつ、リハーサル、ロバート・プラントのこと、サウンドの再現。
気心知れた友人にしゃべってるように、なんの構えもなく話してる。

1985年のライブ・エイドでフィル・コリンズが共演したことについて、
「あいつが俺たちのセッションを台無しにしやがったんだよ」と怒っていて、
読んでて爆笑しちゃったが、まだ根にもってんの?ということにも驚いた。
自分たちのアンサンブルに関係なく、おかず入れまくりで自己主張の強い
ドラムを叩いていた・・・てことなんだけど、もう忘れなさいよ(笑)。
ただ、ライブ・エイドのDVDに彼らの映像が未収録なのは、
こういう理由でジミーが収録を許可しなかったわけね・・・と納得できた。
2009 03/13 01:38:15 | 音楽 | Comment(0)
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宇多田ちゃんのテレビ出演、今後の予定は下記の通り。

2月22日(金) 『ミュージックステーション』 (テレビ朝日)
     〃    『音楽戦士』          (日本テレビ)
   23日(土) 『CDTV』            (TBS)
   28日(木) 『うたばん』          (TBS)

というわけで、昨日の『HEY HEY HEY』から宇多田週間が始まった。
まあ、彼女に限らず、いまはもう、売れてる人は新曲リリースに合わせて
各番組に出演するのがお決まりのパターンになっているから、録画するには楽だよね。
時期も番組も予測できるし、それが大きくハズレることはないから、慌てることもない。

昨日のトークでは、「月にどれくらいお金使ってるのか知りたい」という質問に対して、
「3万くらいおろして、それで1ヶ月したら無くなってる・・・」と答えていた。
それでダウンタウンもお客さんも「えええぇぇぇ〜〜〜!」とびっくりしてたけど、
彼女は「引きこもりタイプ」だし、「憧れ」や「成功願望」で歌手になったわけでもないから、
浪費しないし、売れたからって天狗になることもないわけで、そんなに驚くことじゃない。
だってな〜、ものすごく大きな「孤独」を心の中に抱えてる人だし、社交的じゃないし、
いつも「ひとり遊び」で、「自分の世界」にこもってしまう・・・という、そういうタイプだもの。
そんな人は、派手にお金使って豪華に暮らす・・・ようにはならないよ。

新曲「HEART STATION」は、初期の頃に戻ったような曲調と歌詞で、
25歳の彼女が歌うから違和感なく自然に聴けるし、そこがこの曲の魅力だと思う。
十代の頃にもこういう曲を作っていたけど、あの頃の作品は「空想」「憧れ」「創作」で、
最近は、自身の経験や心のなかから自然に出てきたものを形にしている。
そこが初期の曲と大きく違うところで、あの頃よりもリアリティが備わってきた。
とくに言葉のセンスが光ってる。

初期の頃の「凄い存在!」みたいな騒がれ方は落ち着いたけど、
曲のクオリティにはムラがないし、宇多田ヒカルはやっぱり「凄い」と思う!
2008 02/19 21:52:48 | 音楽 | Comment(0)
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ポリス来日中〜〜〜!
と、浮かれたように書いてみたのは、そういう気分になったから。
なんとなんと、宇多田ちゃんも見に行っていたとは。
本人がブログで書いていて、「お前、世代が違うやん・・・」とびっくりしたもんで。
彼女はスティングが好きで、伝説のバンドが生で見られる・・・ことが嬉しかったみたい。

昨年のグラミー賞授賞式に登場して「再結成」を世界に伝えた彼らは、
その後、ワールドツアーを開始して、日本にもやってきた。
なにが凄い・・・て、ギターのアンディが65歳!
それで、かつてのようにギターを弾き、ポリスの音を鳴らしているのだ。
今回の再結成ツアーはサポート・メンバー無しで、「3人だけ」で演っているから、
アンディはサウンドの要として、たいへんな仕事をやっている。
これは凄いことだと思う。
ポール・マッカートニーもびっくりしてることだろう(笑)。

ポリスは2枚目の『白いレガッタ』(1979)が好き。
これに入ってる「孤独のメッセージ」がいちばん好きな曲だ・・・てのもあるし、
3人だけで音を作っているから、個性とセンスがそのまま形になってるのだ。
2008 02/14 20:34:05 | 音楽 | Comment(0)
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2月9日(土)、チューリップのライブをBSフジで見た。
昨年、最後のアルバム『RUN』をリリースして、6月から全国コンサートツアーが始まり、
その東京公演である10月21日、東京国際フォーラムホールでのステージだ。

思っていたよりも若々しいし、演奏はしっかりしてるし、いいライブだった。
なんか、元気になってるぞ。若いぞ。びっくりしたぞ。
最後なんで代表曲オンパレードかと思ったらそうでもなく、渋い選曲だったな〜。
それをすっきりとした表情と演奏でやっていくもんだから湿っぽいムードは無し。
ほんとにこれがラストツアー?と疑うくらいの、明るくて潔いステージだった。
しかも「青春の影」が本編ラストかと思っていたら次の「Shooting Star」で終わり。
アンコール1曲目が「2222年ピクニック」で、すごい嬉しいけどびっくりした!
最後も「魔法の黄色い靴」をお客さんと大合唱して、終わったーと思っていたら
そのあと淡々と、ほのぼのと「二人で山へ行こう」を歌って、これで終了。
なんか、わざと「泣きどころ」をはずしていく・・・みたいな構成だったなあ。
そこがすごく良かったし、ちょっと笑えたよ。

チューリップは好きなんだけど、復活後は期待も興味も沸かなかった。
メンバーも歳をとって全盛期の勢いは無いだろう・・・と思っていたし、
財津和夫とほかのメンバーとの間に起こった確執でバンドは分裂したのだから、
それがまた一緒にやっているのは、なんか引っかかるものを感じていたのだ。

今回は「これが本当に最後になります」という公式コメントがまず発表されて、
それからスタジオに入って、最後のアルバム『RUN』をつくり、
リリース後に全国コンサート・ツアーに出発し・・・という流れだった。
だから、解散ではあるけれど、1989年の解散時と違って、
自分たちでチューリップの「幕を下ろす」ということなんだな、と思った。
でも、いまのチューリップ自体、再結成した「復活」組なんだから、
なんか、解散を「売り」にしているみたいで、良い印象がなかったんだよね。

そういう気持ちでいまのチューリップをみていたから、このライブには驚いた。
そして、「自分たちで幕を下ろす」という意志で全員がひとつになっているから、
こんなにスッキリとした明るいステージになったのだ。
なるほどな〜と納得できたし、そのことに気がついたらすごく感動した。
演奏は力強いし、コーラスもバッチリで、本当にすごく良かったもんな〜。

このツアー、広島公演も倉敷公演もあったので、行けばよかったなあ。
2008 02/12 22:51:39 | 音楽 | Comment(0)
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2月2日(土)の『スマステ』は80年代洋楽の特集だった。
この番組のナレーションが小林克也なので、この特集はまさにドンピシャ!だったね。
番組が選んだベスト30を30位から順に発表しながら進行していったんだけど、
この人のナレーションで曲紹介や当時のエピソードを聞いてると、
それだけで「あの頃」に引き戻されてしまって、懐かしいやら嬉しいやら・・・だった。
楽しかったな〜。

全体的にロックではなくてポップス、一般的に大ヒットした曲のベスト30だったから
U2やスタイル・カウンシルなどは「小林克也セレクション」として別枠で紹介していた。
1位がマイケル・ジャクソンの「スリラー」・・・てのは、まあ、このセレクトなら納得かな。

番組のなかでいちばん目を引いたのはボーイズタウン・ギャング。
有名なヒット曲「君の瞳に恋してる」なんだけど、この人たちの姿を初めて見たよ。
いや〜こういうグループだったとは・・・びっくりした!
歌ってるのが黒人の女の人で、コーラスの男性2人が左右に立ってる3人組。
パワフルなヴォーカルとゲイっぽい男性2人・・・てのはこの曲からは想像できんよ。

あの頃のアーチストで好きなのをひとつ・・・と言われたら、僕はカルチャークラブ。
ここで紹介された「カーマは気まぐれ」ではなくて、最初のヒット曲「君は完璧さ」が好き。
デビュー・アルバムを友人が聴かせてくれて、その新しさと曲の良さと歌の上手さに
魅かれて好きになったから、バカ売れした2枚目よりも1枚目に思い入れがある。
2008 02/12 21:42:42 | 音楽 | Comment(0)
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泉谷しげるの公式HPで、ときどき更新される本人の「Message」。
今日(1月30日)更新されたのだが、そこに載ってる写真がすごく良かった!
事務所でギター持って曲作りをしているところを撮ったものなんだけど、
本業である「ミュージシャン」としての姿がそこにあって、とても魅かれる1枚なのだ。

いいよね、嬉しくなるよね。
今年は8年ぶりのニュー・アルバムを出す予定だし、ライブもやる気満々で、
久しぶりに音楽活動をバリバリやるみたいだから、楽しみでワクワクしてくるよ。
信じられるかい? 5月11日の誕生日で60歳、ついに還暦!になるんだよ。
なのに泉谷さんはそれを記念して10月に「60曲制覇ライブ」をやる・・・て言ってるし(笑)。
冗談じゃなくて、本気だぜ。

それはそうと、この写真。
後ろの棚の左の奥に映ってるDVD、なにがあるのか気になるぅ〜(笑)。
2008 01/30 22:29:24 | 音楽 | Comment(0)
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1月13日(日)、一青窈の2年ぶりの全国コンサート・ツアーが公式HPで発表された。
日程は、5月23日〜7月29日まで25会場25公演。
ツアー・ファイナルとなる東京公演のみ、詳細は後日発表ということになっていた。

2ちゃん風に書くと、キターーーーーーーーーーー!!!!! ・・・てやつだね(笑)。
あまりに突然だったから、最初は現実感がなくて「あぁ、そうなんだ・・・」て感じだった。
それが、あとからどういうことか理解できて、それから
「おぅ!おう!おぅ!おおおぉぉぉーーー!!!」と気持ちが盛り上がってきた。
なんの前触れもなかったし、本人のdiaryでもツアーのことは全く話してなかったから、
予想もしてないし、予感もなかったし、それだけにびっくりしたよ。

広島公演は、6月13日(金)・広島厚生年金会館。
嬉しいね。行きたいね。
がんばってチケットをとらないといけないね。
2008 01/27 11:17:22 | 音楽 | Comment(0)
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12月16日(日)、8回目となる「びんご・コンボジャズ・フォーラム」へ行った。
地元のジャズ・バンドが集まって、年に一度行なわれているコンサート。
会場はいつもの福山リーデンローズ小ホールで、入場無料。
毎年行ってるけど、今回も立ち見が出るほどの満員御礼だった。すごいね。

出演バンドは全部で9つ。前回よりもひとつ増えた。
いつも楽しみなThe King Of Planetsは前半の出演で「もったいない・・・」と思ってたら
どういう理由なのか、プログラムには4曲載ってるのに2曲だけで終わってしまった。
しかもノリのいいやつをはずして、まったり聴かせる曲を演奏。
これはがっかりだったな〜。いちばんの盛り上げ役なのにな〜と思った。
もうひとつのお楽しみであるハイソサエティー・ジャズ・バンドはトリで出演。
人気がどんどん広がって、トランペット坂井さんの渋い歌声もおなじみになって、
前回は意外に感じたトリだったのが、今回は素直に納得できた。
バンドは全員がサンタの格好をして登場。リーダー藤井さんの軽妙なトークで
笑いをとりながら、今回も楽しいステージを展開してくれた。
もちろん坂井さんの渋い歌声も絶好調で、当然のようにアンコールの嵐で、
最後にもう1曲演って、コンサートは盛り上がって終了となった。

おなじみのバンドも出ているし、初めてのバンドもあるし、編成や形態もいろいろで、
ジャズの自由さと魅力にどっぷりと浸って、今回もとても楽しかった。
キンプラは残念だったけど「What's Goin' On」を演ってくれたから良しとしよう。
次回は1年後。2008年12月。
いまから楽しみだ。

ところで、僕は今回、前過ぎず見やすいところのいちばん左端の席に座った。
窮屈な感じがないし、休憩のときにロビーで出るのもすぐに動けるから楽なのだ。
それが良かったのか、知り合いのKtさんが僕を見つけて声をかけてくれた。
いつも1人で行ってるから、こういうことがあると嬉しいし、満足感が増すね。
2008 01/27 10:58:18 | 音楽 | Comment(0)
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12月9日(日)、★ジョージ★の解散がHPの日記で発表された。
1週間のあいだ、HPの機能が停止していて、再開したらこれだからびっくりした。
「え?」と思って、しばらくしてから、「えええぇぇぇ〜〜〜!!!」と驚いた。
はぁ〜〜〜。タメ息ひとつ。

HPが停止しているあいだ、2人でいろんなことを話しあっていたそうだ。
いままでのこと、いまのこと、これからのこと。
なにがあったのか?はわからないけど、
2人とも高校3年生だから、進路のことなど、いまは大事な時期だし、
音楽活動と、卒業後の進路と、2人それぞれの人生と・・・悩むのは当たり前。
でもな〜、まさか「解散」するとは予想外だったなあ。

春にリリースしたメジャーデビュー曲「ゆびきり」はすぐにシングルを買ったけど、
ほかにもオリジナル曲はあるから、せめてアルバムを1枚出してほしかった!
そのうちアルバムも出るだろう・・・と安心していたから、それが残念だ。
ほかの曲も聴きたかったなぁ〜〜〜。
2008 01/27 10:55:41 | 音楽 | Comment(0)
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11月2日(金)、『ロッキング・オン』12月号を買った。
表紙はロンドンで「一夜限りの再結成ライブ」を行なうレッド・ツェッペリン。
新編集のベスト盤やライブ映画の完全版DVD発売もあり、中身の濃い特集を組んでる。
編集長(粉川しの)を差し置いて、社長(渋谷陽一)の独断か?・・・と思ったら笑えた。
力の入った一文を特集ページの最初に書いてるしなぁ(笑)。

僕はとくにツェッペリンのファンではない。
だけど、何かがあると衝動的に行動に走ってしまったことが過去にある。
大学1年のとき、NHK-FMで1971年のBBCライブが放送されたとき、
「あ、これは録音しとかなきゃ!」と思い、カセットに録って、その後、何度も聴いた。
その翌年、ライブ映画『永遠の詩』の上映会が大阪フェスティバルホールで行なわれ、
「ツェッペリンの映画じゃ〜、行こう行こう!」と同じ下宿の友人を誘って2人で行った。
全盛期のライブだし、有名な映画だし、単純に「見たい!」と思ったんだよね。
1990年にジミー・ペイジ監修によるCD4枚組BOXセットが発売されたときは、
選曲を見て「完璧!」と思い、「ああ〜これ欲しい!」と思った。
1万円で高かったからすぐに手が出ず、そのうちに・・・と思っていたら絶版になって、
これはいまでも心の片隅で後悔していたりする。
1994年にそのジミー・ペイジとロバート・プラントが組んで「ペイジ・プラント」名義で
アルバムを出したときは、「おお〜聴きたい!」と思い、すぐに買いに行った。
なにしろツェッペリンのギターとヴォーカルが組んだのである。そりゃ聴きたいさ(笑)。
1997年には、ツェッペリンの1969年と1971年のBBCライブが2枚組CDで発売。
これもジミー・ペイジ監修によるもので、これはもう、発売日に買いに走った!
DISK-2の1971年ライブは、昔、カセットに録音して愛聴していたやつだからね〜。

映画を見に行ったとき、単純に「ジミー・ペイジのカッコよさ」に魅了された僕は、
ロビーで売ってたジミーの写真を1枚買って帰り、
それを大学卒業までず〜っと部屋の壁に貼っていた。
単純に「ギターを弾いてる姿」がカッコよかったので、外見でハマッた・・・てことなので、
これでツェッペリンにハマるとか、ファンになった・・・なんてことにはならなかった。
1990年にBOXセットが発売されたときは、渋谷陽一がNHK-FMでやっていた番組で、
ポール・マッカートニーの最新ライブ盤と2大特集をやり、これもカセットに録音した。
これも何度も何度も聴いた。

ファンではないので、ふだんは全く聴かないのに、
それでもこんなふうに行動に走らせてしまうもの、そういう衝動を沸き起こさせるもの。
それがレッド・ツェッペリンの「魔力のような」カリスマ性であり、魅力なんだろうと思う。
目に見えない巨大な「魅きつける」力があるのだと思う。

『ロッキング・オン』の特集を読んでいたら
『フィジカル・グラフィティ』(1975)が聴きたくなってきて、ガマンできなくなって、
TSUTAYAへ借りに行ったら、置いてなかった。
2007 11/11 12:59:25 | 音楽 | Comment(0)
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