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2009年

U2の新しいワールドツアー「U2 360°TOUR」が始まった。
このタイトルでわかる通り、今回は初めてのセンターステージになっていて、
会場のまん中にステージがあり、まわりに観客がいる、というスタイルだ。
ツアー初日、6月30日バルセロナ公演のセットリストをみると
本編19曲、アンコール3曲、の合計22曲で、最新作からは7曲という構成。
オープニングから4曲、新作からの曲が並び、アンコール・ラストも新作からで、
今回のアルバム『NO LINE ON THE HORIZON』が自信作なのがわかる。

また、毎回欠かさず演奏されてきた「Bullett The Blue Sky」がはずれ、
「MLK」「The Unforgettable Fire」が入ったことも大きく目を引く。
政治的なメッセージのあるシリアスな「Bullett〜」をはずして、
マーティン・ルーサー・キング牧師へ捧げる「MLK」と、
広島の原爆の絵を見て生まれた曲である「The Unforgettabbule〜」が
入ったことで、ステージ全体の流れが「メッセージ」や「主張」ではなく、
「祈り」になっているのが、セットリストを見ただけで感じとれる。
それこそが今回のツアーのテーマなんだろうと思う。
「Walk On」がアンコールではなく、本編に組み入れられていることが
すごく嬉しい。

ところで、今回のツアーは、ステージセットもバカでかいので、
日本へ来る可能性は低いような気がする。
経費がかかるうえに、セットできる会場も限られから、収支が合わないのだ。
ただ、このセット、日本人には「巨大なこたつ」に見えるよね(笑)。
YouTubeにはもう、初日のライブ映像がいろいろアップされているから、
インターネットはすごいなあ・・・と思う。
2010 10/01 21:11:42 | 音楽 | Comment(0)
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