2009年

6月14日(日) 海上自衛隊呉音楽隊のコンサートに行った。
会場は府中市文化センターで、14:00開演。入場無料。
僕は知らなかったんだけど、
この音楽隊は、毎年、こうやって各地でコンサートを行っているそうだ。

国歌斉唱 君が代

第1部 1 2009年全日本吹奏楽コンクール課題曲 マーチ「青空と太陽」
     2 ガブリエル・オーボエ
     3 NHK大河ドラマ「天地人」テーマ曲
     4 The 必殺 ハイライト
     5 海上自衛隊呉音楽隊委嘱作品 「艦上の旭日」

第2部 6 レッツ・ダンス
     7 メモリーズ・オブ・ユー
     8 イン・ザ・ムード
     9 シャイニー・ストッキング
    10 A列車で行こう
    11 シング・シング・シング

    12 
    13 軍艦マーチ

15分の休憩をはさみ、アンコールまで1時間45分のコンサート。
幕開けは、観客も起立して、全員での国歌斉唱「君が代」だった。
どこの会場でも必ず最初にこれがあるそうだ。

第1部はいろんな曲、第2部はジャズのスタンダード、という構成で、
派手さはないけど、丁寧な演奏で聴かせるコンサートだった。
「The 必殺 ハイライト」というのは、「必殺シリーズ」から、
主要BGM曲とメインテーマ曲をメドレーにまとめたもの。
アンコール1曲目は、若い3人が前に出てきて、ハンドマイクで、
最近のJポップのヒット曲を歌った。
EXILE?・・・という感じのミディアム・バラードで、知らない曲だった。
最後は「軍艦マーチ」で、これも毎回恒例の締めの曲なのだそうだ。

全員揃いの白い制服で、それだけで見ていて壮観だったし、
動作や歩き方もきちんとしていて、姿勢もいい。
でも、固苦しい感じはなく、リラックスして安心して見ていられる雰囲気。
満面の笑顔で手をふってくれる女性隊員もいたりして、愛嬌もふりまく。

演奏はしっかりしていて、上手いし、丁寧でありながら力強い。
ひとつひとつの音がしっかり鳴って、しっかり伸びて、きちんと止まる。
なんというか、それぞれの音ひとつひとつが「強い」という感じ。
「しっかり立っている」という感じ、といえば、わかりやすいかな?
それで構成される全体のアンサンブルも安定してるし、メリハリもある。
「天地人」テーマ曲の迫力も、第2部の心地良いスウィング感も、
最後の「軍艦マーチ」の勇壮な力強さも、どれもこれも聴き応えがあった。

クラシックの楽団と違うな〜と思ったのは、
指揮者や演奏家の才能・技術よりも、全員の組織力・統制力が、
この素晴らしい演奏を成立させる根源になっているように感じたことだった。
演奏も上手いのだけど、それよりも組織力に比重がある、というか、
まず、それが全体の土台にあるから、これができる・・・という意味ね。

ロビーでは様々な自衛隊グッズを販売していて、
自衛隊専用の缶詰とか、レトルト食品、缶パン、とかもあって、
なにも買わなかったけど、いろいろじっくり見入っちゃった(笑)。
一般のお店では売ってないモノばかりなんだもんなあ。
2010 10/01 21:10:46 | 音楽 | Comment(0)
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