2010年 10月 の記事 (13件)

2009年

U2の新しいワールドツアー「U2 360°TOUR」が始まった。
このタイトルでわかる通り、今回は初めてのセンターステージになっていて、
会場のまん中にステージがあり、まわりに観客がいる、というスタイルだ。
ツアー初日、6月30日バルセロナ公演のセットリストをみると
本編19曲、アンコール3曲、の合計22曲で、最新作からは7曲という構成。
オープニングから4曲、新作からの曲が並び、アンコール・ラストも新作からで、
今回のアルバム『NO LINE ON THE HORIZON』が自信作なのがわかる。

また、毎回欠かさず演奏されてきた「Bullett The Blue Sky」がはずれ、
「MLK」「The Unforgettable Fire」が入ったことも大きく目を引く。
政治的なメッセージのあるシリアスな「Bullett〜」をはずして、
マーティン・ルーサー・キング牧師へ捧げる「MLK」と、
広島の原爆の絵を見て生まれた曲である「The Unforgettabbule〜」が
入ったことで、ステージ全体の流れが「メッセージ」や「主張」ではなく、
「祈り」になっているのが、セットリストを見ただけで感じとれる。
それこそが今回のツアーのテーマなんだろうと思う。
「Walk On」がアンコールではなく、本編に組み入れられていることが
すごく嬉しい。

ところで、今回のツアーは、ステージセットもバカでかいので、
日本へ来る可能性は低いような気がする。
経費がかかるうえに、セットできる会場も限られから、収支が合わないのだ。
ただ、このセット、日本人には「巨大なこたつ」に見えるよね(笑)。
YouTubeにはもう、初日のライブ映像がいろいろアップされているから、
インターネットはすごいなあ・・・と思う。
2010 10/01 21:11:42 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

6月14日(日) 海上自衛隊呉音楽隊のコンサートに行った。
会場は府中市文化センターで、14:00開演。入場無料。
僕は知らなかったんだけど、
この音楽隊は、毎年、こうやって各地でコンサートを行っているそうだ。

国歌斉唱 君が代

第1部 1 2009年全日本吹奏楽コンクール課題曲 マーチ「青空と太陽」
     2 ガブリエル・オーボエ
     3 NHK大河ドラマ「天地人」テーマ曲
     4 The 必殺 ハイライト
     5 海上自衛隊呉音楽隊委嘱作品 「艦上の旭日」

第2部 6 レッツ・ダンス
     7 メモリーズ・オブ・ユー
     8 イン・ザ・ムード
     9 シャイニー・ストッキング
    10 A列車で行こう
    11 シング・シング・シング

    12 
    13 軍艦マーチ

15分の休憩をはさみ、アンコールまで1時間45分のコンサート。
幕開けは、観客も起立して、全員での国歌斉唱「君が代」だった。
どこの会場でも必ず最初にこれがあるそうだ。

第1部はいろんな曲、第2部はジャズのスタンダード、という構成で、
派手さはないけど、丁寧な演奏で聴かせるコンサートだった。
「The 必殺 ハイライト」というのは、「必殺シリーズ」から、
主要BGM曲とメインテーマ曲をメドレーにまとめたもの。
アンコール1曲目は、若い3人が前に出てきて、ハンドマイクで、
最近のJポップのヒット曲を歌った。
EXILE?・・・という感じのミディアム・バラードで、知らない曲だった。
最後は「軍艦マーチ」で、これも毎回恒例の締めの曲なのだそうだ。

全員揃いの白い制服で、それだけで見ていて壮観だったし、
動作や歩き方もきちんとしていて、姿勢もいい。
でも、固苦しい感じはなく、リラックスして安心して見ていられる雰囲気。
満面の笑顔で手をふってくれる女性隊員もいたりして、愛嬌もふりまく。

演奏はしっかりしていて、上手いし、丁寧でありながら力強い。
ひとつひとつの音がしっかり鳴って、しっかり伸びて、きちんと止まる。
なんというか、それぞれの音ひとつひとつが「強い」という感じ。
「しっかり立っている」という感じ、といえば、わかりやすいかな?
それで構成される全体のアンサンブルも安定してるし、メリハリもある。
「天地人」テーマ曲の迫力も、第2部の心地良いスウィング感も、
最後の「軍艦マーチ」の勇壮な力強さも、どれもこれも聴き応えがあった。

クラシックの楽団と違うな〜と思ったのは、
指揮者や演奏家の才能・技術よりも、全員の組織力・統制力が、
この素晴らしい演奏を成立させる根源になっているように感じたことだった。
演奏も上手いのだけど、それよりも組織力に比重がある、というか、
まず、それが全体の土台にあるから、これができる・・・という意味ね。

ロビーでは様々な自衛隊グッズを販売していて、
自衛隊専用の缶詰とか、レトルト食品、缶パン、とかもあって、
なにも買わなかったけど、いろいろじっくり見入っちゃった(笑)。
一般のお店では売ってないモノばかりなんだもんなあ。
2010 10/01 21:10:46 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

5月24日(日) 渋さ知らズオーケストラのライブに行った。
20周年のクアトロツアーなので、会場は広島クラブクアトロだ。
リーダーのダンドリスト・不破大輔をはじめ、演奏者だけで25人以上、
さらに、ダンサー、パフォーマー、舞踏家、などが8人?9人?・・・だっけ。
とにかく大人数で、それだけで圧倒されてしまう。
アンコールまで2時間45分、
濃密なエネルギーと妖しい開放感に満ちた渋さワールドを堪能できた。

セットリストは覚えてないけど、アンコールは1曲で、全部で13曲くらい。
知ってる曲は半分くらいで、予想してたよりも多かったから嬉しかった。
歌モノは「諸行でムーチョ」が聴きたかったのに、これは無しで、
曲名だけ知っていた「ひこーき」を初めて聴くことができた。
中盤では、なんの前フリも曲紹介もなく、いきなり、おなじみのイントロで
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」が始まり、観客大合唱!
後半は定番の「本多工務店のテーマ」で怒涛の盛り上がりになって、
これで終わりかと思ったら、そのノリのまま、さらに2曲続いたのが予想外。

RCの曲を演奏したのは、先日亡くなった忌野清志郎への追悼という
意味なのはすぐにわかった。
RCのアルバムやツアーにずっと参加していたサックス・片山広明が
現在は渋さ知らズに加入してるし、当然、この日も本人いるし、
そういう縁もあるだけに、追悼とリスペクトの意志は
よけいに強くなるのかもしれないね。
でも、この曲を演奏するとは予想もしないから、びっくりしたなあ。

大所帯のフリージャズなので、どの曲もアドリブが入るし、ソロも入るし、
そのうえに、パロディやギャグや遊びの小ネタもいろいろで、
ミイラ、傘おばけ、花魁、など、様々なキャラに扮したパフォーマーが
客席のフロアを徘徊していたり、もう、なんでもあり・・・な世界。
でも、演奏はしっかりしていて、グダグダにならない。
リーダー不破大輔が、ステージ中央で両手を使って、
オーケストラの指揮者のように全体をコントロールして、まとめているのだ。

いいもの見た!とか、聴いた!とか、いうよりも、
この場にいたこと、体験したこと、が、なによりいちばん大きいことだった。
アンダーグラウンドな刺激と楽しさと、一度体験するとハマる中毒感。
これが渋さ知らズなんだ、渋さ知らズのライブなんだ!
強烈な余韻と、ああ〜楽しかったぁ!という満足感が心に残ったし、
また行きたい!という欲求が、ジワリジワリとふくらんでいった。
これはね〜、曲を知ってる知ってないは関係なくて、
ライブがあれば、その場にいたい!と強く思ってしまう。
そんなライブであり、アングラ・アート・ジャズ集団だった。
ほんとに、また行きたい!!!

最後にちょっと余談。
オールスタンディングの会場で、少し左よりの位置で見たんだけど、
丁度、ステージ左端に横向きに置いてあるパーカッションの正面でね。
そのパーカッション担当・関根真理の横顔が、すごくキレイだった!
2010 10/01 21:09:34 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

ポール・ロジャースが、クイーンとの活動を終えたことを
海外のメディアで語ったそうだ。
つまり、QUEEN+PAUL RODGERS が終了したことになる。
もともと永続的な企画ではなかったし、当初の予定通りということらしい。

唐突な発表で、あ、終わっちゃったんだ・・・と、びっくりしたなあ。
昨年、アルバムを発表して、ヨーロッパ・ツアーもやって、
また日本にも来るだろうなあ、と思っていたから、これは予想外だったよ。
2010 10/01 21:08:24 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

4月14日(火) DVDレコーダーを買った。次の日にうちへやってきた。
実は昨日の電器屋さんから、電話があって、
「DVDレコーダーで、いまなら安くできるのがあるからどうですか?」とのこと。
台数限定なんだけど、いつもの値引きよりさらに下げられるそうだ。
いいな・・・と思ったから、急な出費だったけど、買ってしまった。

パナソニック DIGA DMR-XP15 

持ってきて配線も設定もしてくれたので、すぐに使える状態になった。
いや〜説明書を見てびっくり。
操作がすごく複雑で、ややこしいというか、めんどくさい。
リモコンも、操作によってはフタを開いてその下のボタンを使うのが
う〜ん、これはやりづらいな〜・・・と思った。
そのうち慣れていくんだろうけどね。

また安いプレーヤーを買おう・・・と思って、ネットでいいのを見つけてた。
だから電話がなければそっちを買ってたはずだ。
DVDレコーダーはこれから先、
ブルーレイがどこまで普及するのか?
DVDレコはどの機種が使い勝手がいいのか?機能の違いは?
など、わからないことが多く、焦って買わなくても・・・と考えていたから
これは急展開になった。
とりあえず、使い方を覚えよう(笑)。
2010 10/01 21:07:16 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

4月11日(土) DVDプレーヤーがこわれた。というか、再起不能になった。
DVDを再生していて、盤の一層から二層へ切り替わるときに
ときどき固まる・・・という症状が起こるようになっていて、
そういうときは一度コンセントをOFFにしてもう一度ONにすると直っていた。
ところが今回は、いつも通りにやってみたら電源が入らない!
うわっ!なんで?・・・と焦ったけど、前回は1日置いて翌日になったら
復活したから、1日置けば戻るな・・・と思って、そうしてみたら、これもダメ。

13日(月)にいつもお世話になってる電器屋さんに見てもらった。
ヒューズがとんだのと、コンデンサーがダメになった・・・というのがわかった。
しかし、使われてる部品が韓国製なので、交換しようにも手に入らない。
「秋葉原なら、たぶん売ってますよ・・・」と電器屋さん(笑)。

機種は、プランティックのS2133。
この会社は昨年3月に倒産してるから、もう修理に出すことができない。
なので、そのまま使っていたのだけど、これが死亡確認ということになった。
6年半使ったので、愛着あっただけに、悲しい気分になった。
2010 10/01 21:05:48 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

NHK-FMで放送していた「サウンドストリート・アーカイブス」。
最後となる第4週は、23日(月)〜25日(水)が渋谷陽一、
26日(木)が烏丸せつこ、27日(金)が森永博志、だった。

23日(月) 1980 11 20放送 ジョン・レノン「ダブル・ファンタジー」特集
24日(火) 1981  7 10放送 RCサクセション特集 ゲスト・忌野清志郎
25日(水) 1982  6  3放送 ストーンズ特集     〃  ・仲井戸麗市
26日(木) 1980 12 17放送 ゲスト・松田優作
27日(金)  〃    9  9放送 「家族の歌」特集

渋谷陽一のサンストも当時はほとんど聴いていなかったから、新鮮だった。
声が若いけど、この人特有のあの口調はもう出来上がってるのがわかる。
いま聴くと、なんか微笑ましく感じるなあ。
洋楽ロック評論家だと思っていたけど、RCの特集やったりしてたのね。

烏丸せつこがサンストやっていたのは、知らなかった。
女優だから、ゲストも俳優・・・てわけじゃないだろうけど、松田優作とは。
なんか、プライベートで、二人で話してるような雰囲気だった。
音楽番組という感じではなかったなあ。

森永博志という人も全く知らない人だ。
ほのぼのとした曲をかけていて、こういうサンストもやってたのね、と驚いた。

これで、4週間の特別番組がすべて終了。
また、こういうのやってほしいなあ。
2010 10/01 20:57:21 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

NHK-FMで放送している「サウンドストリート・アーカイブス」。
第3週になる16日(月)〜20日(金)は甲斐よしひろだった。

16日(月) 1983 7 13放送 ニューアルバム「GOLD」特集
17日(火) 1984 1 25放送 日本の歌謡曲特集
18日(水)  〃  10 31放送 ゲスト・坂本龍一
19日(木) 1985 2  6放送 口説きのアンソロジー
20日(金)  〃   6 26放送 酒とグルメとジャズ・ボーカル

この人のサンストも今回初めて聴いたけど、
甲斐バンドのクールなイメージが強いから、このくだけたトークは驚いた。
なんだこの、明るい普通のお兄さんは(笑)。
ロック・アーチスト甲斐よしひろ、ではなくて、一人の人間・甲斐よしひろ、で
番組をやっているので、そのまま、素のまんまの人柄が表れている。

なるほどねぇ〜、あの当時、毎週こんなふうにやっていたのか〜。
甲斐バンドではクールに、ふだんはくだけたお兄さんで・・・て、
これは女の子のファンが魅了されるわけだよな〜・・・と素直に納得。

番組ではロックだけでなく、歌謡曲や演歌もかけていて、
甲斐よしひろの音楽的なルーツや、引き出しのようなところが、
なんとなくわかった気がした。
エモーショナルな情景・心情、男と女の恋愛模様・かけひき。
どんなストーリーでも、どんなメロディーでも、
歌詞になり曲になったときに、人間味や情が自然に、にじみ出る。
ロックならではの、反発とか、自己主張といったものではなく、
歌謡曲にある水っぽい色気というか、普遍的な男と女、それぞれの心情。
甲斐バンドは、ストイックに音楽に向かっていたけど、
曲は、ストイックというよりも、感情と心情にあふれたものが多いのは、
そういうことなんだね。
2010 10/01 20:56:04 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

NHK-FMで放送している「サウンドストリート・アーカイブス」。
9日(月)〜13日(金)の第2週は、坂本龍一だった。

 9日(月) 1982 4 27放送 戦メリ撮影前に  ゲスト・大島渚
10日(火) 1983 4 12放送 戦メリ vs だいじょうぶマイフレンド 
                                    ゲスト・村上龍
11日(水) 1983 5 17放送 YMO特集  ゲスト・細野春臣 高橋幸宏
12日(木)  〃  11  7放送 デモテープ特集 テイ・トウワの投稿も
13日(金) 1986 3 18放送 最終回 公開デモテープ特集

YMOが好きだったから、あの当時、教授のサンストは数回聴いたことがある。
知らないアーチストの知らない曲がどんどんかかるし、
ボソボソした話し方で、よくわからないことやよく知らないことを言ってるから
専門的すぎてついていけず、聴かなくなったのだった(笑)。

今回は、わりと客観的な視点と興味をもって聴いているわけで、
いまならわかるところもあったりして、面白かったし、楽しめた。
教授はリスナーに愛想をふりまくことはなく、そういうのは嫌いなんだろうし、
「いつもの自分のまま」で番組をやっていたんだなあ、と思った。
でも、聴き手に対しては丁寧な姿勢があって、そこに人柄が出てるよね。
そんなことに気がついたら、ほっとして、ちょっと嬉しくなった。

『だいじょうぶマイフレンド』という日本映画があったなあ・・・と思い出して
ネットで調べたら、村上龍の原作・脚本・監督だった。
この人は、あの当時から、もう映画作りをやっていたんだなあ!驚いた。
2010 10/01 20:54:37 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

NHK-FMで、3月2日(月)から「サウンドストリート・アーカイブス」が始まった。
かつて放送していた人気番組「サウンドストリート」からセレクトして、
毎回、解説をつけて、アーカイヴとして再放送する、という番組だ。
毎週月曜日〜金曜日・24:00〜25:00で、4週連続で放送される。

第1週になる2日(月)〜6日(金)は、佐野元春だった。

2日(月) 1983 7 18放送 ニューヨークから独立記念日リポート
3日(火) 1985 8  5放送 ビルボード HOT100 特集
4日(水) 1987 2  9放送 ヒストリー・オブ・ロックンロール
5日(木) 1986 1 27放送 リスナーが選ぶ
                      1985年マイ・ベスト・レコード特集
6日(金) 1987 3 16放送 最終回 ボーイズ特集

という内容で、僕はあの当時は、まだ佐野元春を聴いていなかったから、
この番組も一度も聴いておらず、なので新鮮な気持ちで楽しめた。
佐野さんが音楽活動を休止してニューヨークへ行っていた1年間は、
番組は向こうで収録して放送していたそうで、そのときのやつも放送された。

佐野さん、若い!音楽へのエネルギーと熱さと愛情が伝わってくる。
口調は、おなじみの、あの感じの、元春トークで、若いから元気だ(笑)。
リスナーに対して、とてもフレンドリーな姿勢でやっているのが印象的。
素のまんま、というよりも、ファンとまっすぐ向き合おう、という意識で
やっているから、こういう形になる、というように感じた。
リスナーからすると、自分と同じ目線で話してくれている、という距離感。
これは、ファンにしてみると嬉しいよね。
佐野元春をすごく身近に感じられる。これは毎週聴いちゃうよなあ(笑)。

驚いたのは、リスナーがコンサートでこっそり録音したライブ音源を
番組でかけていたことだ。
送るほうも送るほうだが、かけるほうもかけるほうで、
佐野さん本人だから、なにも問題にならなかったんだろうけど、すごいわ。
2010 10/01 20:52:34 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2009年

2月11日(水) 映画『その日のまえに』の上映&トークショーへ行った。
シネマ尾道で開催されたもので、この日だけのスペシャル企画。
トークショーのゲストは、監督の大林宣彦と主演の南原清隆!

これは1月上旬に友人が教えてくれて知った。
おおお〜〜〜、そりゃあ行くでしょう! 
てことで、1月中旬の発売日にチケット買いに行って、楽しみにしていた。
1日4回上映で、トークショーは1回目と3回目の上映後に行われる。
映画を見る前よりも見たあとのほうがいいなあ、と思ったのと、
終わる時間のことを考えて、1回目のチケットを買った。

映画は導入部で「あ、これダメかも?・・・いや〜大林、終わったな〜」と
かなり不安になったけれど、その後はジワリジワリと魅きこまれていった。
ナンちゃんが泣くシーンが印象に残った。あんな演技できるんだ、と驚いた。
良い作品だったから、大林監督、まだ大丈夫だなあ、と安心できたよ。

さて、お目当てのトークショー。
ナンちゃんがスリムで姿勢も良くて、そのことにまずびっくり。
若々しいというか、若作りしてる感じじゃなく、自然体でそれなのだ。
テレビで見るよりも細いし、ナンチャンすげぇなぁ〜・・・と思った。
大林監督はいつも通りのあの感じ(笑)。この人はこれでいいのだよ。
いちばん安心できる。変わってしまうと心配になる。

この作品について。ナンちゃんを選んだことについて。尾道について。
30分のトークショーはこの3つについていろいろ話してくれた。
大林監督は、いつもの、あのおだやかな口調で話してるんだけど、
尾道だからなのか、嬉しさと安心感があるような様子だった。
ナンちゃんは、自分も主役なのに前に出すぎず、
大林監督をうまく引き立てていて、ときどき笑いをつくったりして、
会場を楽しませ、なごやかな雰囲気にしてくれた。
30分なのに、すごく濃い時間で、中身が詰まっていて、長い時間だった。

最後に大林監督が、こんなことを言った。
「僕の大好きな尾道が、どんどん変わっていってしまい、
もう、この街で映画はできないなあ、と思っていました。
でも、いまは、若い人たちが集まってきて、古き良き尾道を残しながら、
自分たちの新しい尾道を作ろうとしている。この映画館もそうです。
そんな、いまの尾道なら、また映画を作りたいなあ、という
気持ちが沸いてきました。」

おおぉぉ〜〜!・・・と思った。 嬉しい言葉だった。
でもな〜、これはまあ、半分はリップサービスで、半分だけ信じておこう。
2010 10/01 20:51:05 | 映画 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2008年

12月21日(日) 「びんご・コンボジャズ・フォーラム 2008」へ行った。
地元のジャズをやっている人たちが集まって、
年に一度、毎年この時期に行なっているコンサートだ。
会場は福山リーデンローズ小ホールで、13:00〜16:30まで。入場無料。
今年もすごく楽しみにしていた。

1 社長's
2 The King Of Planets
3 山本博之ボーカル・クリニック
4 アルス・ノヴァ
5 和楽衆
6 サタデイナイト・アンサンブル
7 ハイソサエティー・ジャズバンド

出演したのはこの7バンドで、今回もハイソサエティー〜がトリだった。
どんどん人気が広がってきているのがよくわかる(笑)。
最初の社長'sは岡山大学JAZZ研究会の学生たち。
山本博之ボーカル〜は、ここでジャズボーカルを学んでる女性たち。
世代はバラバラの7人が1人1曲ずつ歌った。

今回、なにが凄かった・・・て、和楽衆。
今年で3度目の出演になるけど、なんとなんと、演奏が終わったあと
満員の客席から熱い熱いアンコールの拍手が沸き起こったのだ!
三味線と和太鼓のグループなので、このコンサートでは異色の存在だし
ここまでお客さんに受け入れられ、人気が上がってきてたなんて・・・。
再びステージに戻ってきた本人たちがいちばんびっくりしてたもんなあ。
会場がこのときはすごい盛り上がりで、こんなことは初めてだったし、
驚きながらもすごく楽しい場面だった。

いつものキンプラとハイソサエティーは期待どおり楽しませてくれたけど、
今年は和楽衆がもっていっちゃった・・・て感じだったな。
また来年が楽しみだ。
2010 10/01 01:51:52 | 音楽 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
2008年

11月3日(月) 友人と福山駅北側の文化エリアへ行った。
広島県立歴史博物館 ふくやま美術館 ふくやま文学館 福山城 の4つが
年に一度、この日だけ入場無料になるのだ。
そういうことを僕は知らなくて、この前日に友人から知らされて、
急遽、朝から出かけることになった。

まずは、文化エリアに入ってすぐ左にある広島県立歴史博物館へ。
1階でやってる「徳川家・姫君の華麗なる世界」展は無料開放してなくて、
2階にある常設展示と、この日までやってる「篤姫」展を見ることが出来た。
ここに入るのは初めてだから、中の様子や構造もわかって面白かったし、
街並みを実寸大で再現してある「よみがえる草戸千軒」が凄かった。
照明の光の質感まで含めて、映画やドラマの撮影スタジオか・・・というような
リアルさで、あんなものがここにあったなんて、知らなかったから驚いた。

次は奥の正面に建ってるふくやま美術館。
「ポーラ・コレクション 美を競う
〜マリー・アントワネット、大奥の粧いと香り〜」
というのをやっていて、それと常設展示と、どちらも見ることができた。

さらに奥にあるふくやま文学館は行かず、最後に福山城。
ここに入るのは子供の頃、連れてきてもらったとき以来かな・・・?
中は博物館で、福山城と地元に関する貴重なものがいろいろ展示してある。
下の階から順番に見ていって、どの階も興味深いものがあって面白く、
最後に最上階で、外廊下へ出て、ぐるり四方のパノラマ展望を楽しんだ。
知ってる場所なのに、高いところから見るといろいろ発見があったな〜。

これだけまわって、3時間ちょっと。
地元だからいつでも来られるところなのに、来たことなくて、新鮮だった。
「いつでも来られる」という安心感のせいで、行こうとしないんだよね(笑)。
いや〜来てみるもんだわ・・・と実感したよ。









2010 10/01 01:46:45 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー