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2009年
NHK-FMで、3月2日(月)から「サウンドストリート・アーカイブス」が始まった。 かつて放送していた人気番組「サウンドストリート」からセレクトして、 毎回、解説をつけて、アーカイヴとして再放送する、という番組だ。 毎週月曜日〜金曜日・24:00〜25:00で、4週連続で放送される。
第1週になる2日(月)〜6日(金)は、佐野元春だった。
2日(月) 1983 7 18放送 ニューヨークから独立記念日リポート 3日(火) 1985 8 5放送 ビルボード HOT100 特集 4日(水) 1987 2 9放送 ヒストリー・オブ・ロックンロール 5日(木) 1986 1 27放送 リスナーが選ぶ 1985年マイ・ベスト・レコード特集 6日(金) 1987 3 16放送 最終回 ボーイズ特集
という内容で、僕はあの当時は、まだ佐野元春を聴いていなかったから、 この番組も一度も聴いておらず、なので新鮮な気持ちで楽しめた。 佐野さんが音楽活動を休止してニューヨークへ行っていた1年間は、 番組は向こうで収録して放送していたそうで、そのときのやつも放送された。
佐野さん、若い!音楽へのエネルギーと熱さと愛情が伝わってくる。 口調は、おなじみの、あの感じの、元春トークで、若いから元気だ(笑)。 リスナーに対して、とてもフレンドリーな姿勢でやっているのが印象的。 素のまんま、というよりも、ファンとまっすぐ向き合おう、という意識で やっているから、こういう形になる、というように感じた。 リスナーからすると、自分と同じ目線で話してくれている、という距離感。 これは、ファンにしてみると嬉しいよね。 佐野元春をすごく身近に感じられる。これは毎週聴いちゃうよなあ(笑)。
驚いたのは、リスナーがコンサートでこっそり録音したライブ音源を 番組でかけていたことだ。 送るほうも送るほうだが、かけるほうもかけるほうで、 佐野さん本人だから、なにも問題にならなかったんだろうけど、すごいわ。
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