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2008年
3月24日、クイーンのヨーロッパ・ツアーの日程が発表された。 9月16日〜12月1日まで、15ヶ国・27公演。 初めてのロシア公演となるモスクワだけ、スタジアムで2日間公演だけど、 あとは1〜2万人収容のアリーナ会場で、各都市1公演ずつだ。 ロシアのほかに、ポーランド、ハンガリー、オーストリア、などもまわるし、 ドイツで5公演も組まれていて、前回のツアーで行ってないところが多い。 これは彼らの素直な意思なんだろうと思うし、 ヨーロッパでのクイーン人気の高さがよくわかるね。
今回のツアーは、9月1日に発売予定のニュー・アルバムに合わせたもので、 前回と違って、この新作からの新しい曲たちがライブの軸になるはずだ。 だから、ポール・ロジャースをヴォーカルに迎えたいまのクイーンにとって、 いよいよ実質的なスタートといえるツアーになる。 でもまあ、そうはいっても、やっぱりブライアン・メイのことなので、 みんなが聴きたいヒット曲・人気曲もたくさん含めた構成にすると思う(笑)。
ところで、このニュースでいちばん「おっ!」と思ったのは、ツアーではなくて 9月1日に新しいアルバムが出る、ということだ。 そりゃあ、そうだろう。 ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ポール・ロジャース、 この3人で作ったアルバムが遂に発表されるのだから気持ちが高まるよ。 いちおう「クイーンの新作」ということになるけれど、 実質的には、これは「クイーン+ポール・ロジャース」なんだし、 クイーンのニュー・アルバム・・・というふうには受け取ってないけどね。
でも、こうなってくると、もう「クイーン」の名前は使わないでもらいたいなあ。 3人で新しいグループ名で活動してくれたほうが、嬉しいんだけどな。 ポールがゲスト扱いのままにならないし、いろいろやりやすくなると思う。
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