2009年 11月 11日 の記事 (9件)


2008年

10月31日(金) 
ルイス・ナッシュ&ビバップ・オールスターズのコンサートへ行った。
「富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル2008」のひとつで、
会場は県民文化センターふくやま。
530席のホールが今回も満員だった。お客の僕もなんだか嬉しかった。

ルイス・ナッシュ    (ドラム)
フランク・ウェス     (トランペット、テナー・サックス、フルート)
テレル・スタッフォード (トランペット)
ジェシー・デイヴィス  (アルト・サックス)
マルグリュー・ミラー  (ピアノ)
ピーター・ワシントン  (ウッドベース)

第1部  1 I'll Remember April
      2 Autumn Leaves
      3 Anthropology
      4 Autumn New York

第2部  5 The Migets
      6 April In Paris
      7 Sandu
      8 I Remember Clifford
      9 Lotus Blossom

     10 Cool Struttin' 

15分の休憩をはさみ、アンコールまで2時間のコンサート。
2年ぶりの福山公演だし、また来てくれた!という観客の思いもあって、
会場は喜びと歓迎の雰囲気に満たされて、アットホームなライブになった。
歓声も拍手も熱いし、前回にも負けない盛り上がりで、最高に楽しかった!

ルイス・ナッシュはリーダーなのに今回も控えめで、最高の演奏をしながら、
メンバーたちを盛り立てて、彼らが主役なんだよ、と言ってるみたいだった。
楽しそうに演奏してる姿が印象的で、それを見てるだけでも心地よい。
ジャズ界の重鎮、フランク・ウェスは前回から2つ年齢が上がって86歳!
なのに、ふらつくこともなく、しっかりした音を出すし、リズムも狂わない。
全くヨレヨレじゃないんだから、この人はどこまでいくんだろう?と思った。
で、僕が好きなベースのピーター・ワシントン。
黙々とウッドベースを弾いてるんだけど、ときどき笑顔を見せるのだ。
クールだけど、あたたかみというか、人間味が伝わってくるんだよ。
いいなあ。

とにかく音がすごく気持ちいいから、その心地良さに浸っているだけで、
自然に気分が軽くなっていって、幸せな気持ちになっていく。
そんな2時間だった。

で、今回、最大のサプライズが、なんとメンバー全員とのサイン&握手会。
会場でCDを買うと、参加できるということだった。
前回の東京公演がライブ・アルバムになって発売されたばかりで、
せっかくだから会場で買おうと決めていて、入場してすぐに買ったら
そういうことになっていて、そこで初めて知ったのだった。

終演後、ロビーのはしにテーブルと椅子が並べられて、
そこにゾロゾロとメンバー全員が現れて並んで座り、始まった。
買ったばかりのCDに、一人ずつ、サインを書いて握手してくれる。
これはすごく嬉しいことだったけど、英語できないし緊張したなあ。
気持ちを伝えたいのに伝えられないもどかしさがあって、悔しかったり。
ルイス・ナッシュは明るい人柄で、がっしりと力強い握手をしてくれた。
ピーターはもの静かな人みたいで、ゆっくりと落ち着いた握手だった。
ついさっきまでステージで演奏してた人たちが目の前にいる・・・ことが
信じられないし、この手で演奏してたんだ!と思うと気持ちが高まった。
この日いちばんドキドキして、緊張して、感動した時間だったな〜。

ライブを終えた直後で、メンバー全員疲れてるはずなのに、
お客さん一人一人に丁寧にサインと握手をしてくれて、いい人たちだ。
自分たちのCDを出したので、その販売活動でやってるわけだけど、
地道にがんばっていこうという彼らの姿勢が伝わってきたよ。

  
2009 11/11 22:59:57 | none | Comment(0)
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2008年

9月28日(日) 映画『転校生』の上映を見に行った。
会場は三原市のリージョンプラザ文化ホールで、400人収容だ。
27日(土)・28日(日)の2日間、ここで「80年代名作映画特集」という
上映会が行なわれていて、そのなかの1本が『転校生』だったのだ。

これは80年代の日本映画を4本上映するもので、
『夢千代日記』『花いちもんめ』『転校生』『遠雷』というセレクション。
チケットは、1本だと500円で、4本通し券は1500円だった。

『転校生』は15:20〜の上映で、お客さんは20人くらい。
いや〜『転校生』・・・やっぱりいい!面白いし、良く出来てる。
スポンサーが降りたりしてお金がなく、ほとんど自主制作に近い形で
作られた作品だから、映像の質感がほかのメジャー作品とは少し違うけど、
そんなことは全く気にならないくらい、物語と展開が面白いので、
最後までぐいぐい引っ張られて、ダレることなく楽しめた。
お金がなくても、有名なスターが出てなくても、面白い映画は作れる、という
良いお手本のような作品だよね。
ラストシーンなんて、スクリーンで見るからこそ活きる演出になっていて、
見ていて、じわっと気持ちが熱くなった。そうだったんた。
日本の映画史に残る名ラストシーンだと思う。

僕はこの映画を映画館では見てないから、今回の上映を知ったとき、
「スクリーンで見られる!」ことが嬉しくて、それで見に行ったのだった。
このあとの尾道作品『さびしんぼう』『ふたり』『あした』は見に行ってるし、
この『転校生』はDVDを買って持ってるから、ホントにそれだけだった(笑)。
何度も見てる映画だけど、スクリーンで見ると、作品の演出や空気感などを
体で感じられるというか、体験できるから、それが嬉しいんだよね。

DVDでは「ある場面」で流れる音楽が違う曲に差し替えてあるのだけど、
この日はそこが元のままになっていた。
フィルムを上映してるから、公開当時に上映されたものを
そのまま見ることが出来たわけで、そのこともすごく嬉しいことだった。
2009 11/11 22:58:03 | none | Comment(0)
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2008年

9月25日(木) さだまさしコンサートへ行った。
6〜12月まで続く35周年コンサートツアーで、会場は広島厚生年金会館。
福山公演がないので、広島公演のチケットを狙ったら取れたのだけど、
なんとなんと、2階の最後列のいちばん右端の席。これ以上ない端っこ(笑)!
発売日の朝、近所のコンビニへ買いに行き、
10:00発売開始で、20分後くらいに買ったのに、すべりこみセーフ!
いや〜なんというか、さだファン恐るべし!驚いた。

第1部  1 長崎小夜曲
      2 絵はがき坂
      3 指定券
      4 最終案内
      5 フェリー埠頭
      6 殺風景
      7 春雷
      8 フレディもしくは三教街

第2部  9 北の国から
     10 案山子
     11 献灯会
     12 秋桜
     13 関白宣言
     14 天然色の化石
     15 防人の詩
     16 まほろば
     17 修ニ会

     18 風に立つライオン

15分の休憩をはさむ2部構成で、全18曲、3時間5分のコンサート。
バンドは前回のMistツアーのメンバーに、管楽器が2人加わった9人編成。
通好みの第1部、ヒット曲も交えた第2部、となっていて、
35年間の感謝から、「ファンの人たちのツボ」な選曲になっていた。
Mistツアーでの「攻め」モードから一転して、
今回は「おもてなし」モードのステージになってるなあ、と感じたよ。
さすが、メモリアルでスペシャルなコンサート!・・・と思った。

「最終案内」のイントロが始まった瞬間、気持ちが高校時代に引き戻されて
あの頃と今この瞬間がひとつにつながったみたいな感覚にとらわれた。
ファンへの感謝をこういう形で伝えるコンサートになっているわけで、
同じような体験をした人は多かっただろうし、それがさださんの狙いなのだ。
「秋桜」もピアノで始まる山口百恵バージョンのアレンジではなく、
ギター弾き語りによるオリジナル・バージョンでの演奏。
さらに「防人の詩」を経て、「まほろば」「修ニ会」の2連発で締めくくる、という
荒業で観客の心をとらえて、ガシっと全部もっていってしまった!

いやぁ〜、やってくれるじゃん!
まいったなぁ〜これはやられたな〜、と思ったし、もうこれなら、
アンコールは「あの曲」しかないだろう、と確信した。
たぶん、観客は全員が同じ気持ちになっていたはずだ。

よし、こい、こい、さあ、こい、あのイントロ、こい!

しかし、始まったのは「風に立つライオン」だった。
なんで? 違うぞ! カットカットカット!やめやめ!・・・と心のなかで叫ぶ。

ここは「つゆのあとさき」しかないだろう?
1977〜80年頃、必ず本編のラストかアンコールで演っていた曲だし、
ファンの人たちに「あの頃」の自分と再会してもらおう、という主旨なら、
ここは絶対にこの曲を演るべきで、それでこそ、そういう効果がある。
そしてなにより、この曲で締めることで、このライブはきれいに完成する。

「風に立つライオン」も人気の高い名曲だから、もちろん悪くはない。
さださんのサービス精神が、ここでこっちを選ばせちゃったんだろうね。
「いい人」なのがときどきマイナスになるね。
わかってねえなあ〜、最後の最後ではずしたなぁ〜と
これだけが、この一点だけが、とても残念だった。
素晴らしいコンサートだっただけにね、とても惜しい。ちょっとはがゆい。

2009 11/11 22:55:37 | 音楽 | Comment(0)
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2008年

9月15日(月) ピンク・フロイドのリチャード・ライトが癌で亡くなった。
ピンク・フロイドに特別な思い入れはないけれど、
ロジャー抜きの復活フロイドは好きだったから、さみしいな〜と思った。

リチャード・ライトはピンク・フロイドのキーボード担当で、
僕は、1987〜88年の復活ツアーのライブ盤で聴ける、
あの浮遊感のあるファンタジックなサウンドが心地良くて好きだった。
このライブはLDも買ったけど、そこで見られる彼は、
もの静かなイギリス人の紳士といった佇まいで、
キーボードを演奏したりコーラスしたりする姿が派手派手しくなくて、
かといって黙々と自分の世界に浸ってる・・・という感じでもなく、
穏やかなあたたかさが伝わってくるものだった。
それがすごく好印象だった。

ピンク・フロイドにおいては、サウンド面で重要な存在でありながら、
70年代後半、ロジャーが次第に何もかも仕切っていくようになって、
『ザ・ウォール』(1979)制作中、彼の独断でバンドを解雇されてしまった。
1987年にピンク・フロイドが再始動したとき、そのロジャーは不参加。
リチャードも最初は懸念していて、「お手伝い」ならいいよ、ということで
「スペシャル・ゲスト」扱いでバンドに関わっていった。
しかし、3人で一緒にやってるうちに安心感と楽しさがあったのか、
そのあと、メンバーとして正式にピンク・フロイドに復帰した。
1994年のワールドツアーを最後に、バンドは活動を終了。
その後、2000年代に入って、デヴィッドが自分のソロ活動を始めると、
アルバムやライブには、リチャードも参加しており、
ファンの多くがそこに2人の変わらぬ友情を感じていたことと思う。

そういう経緯があったので、バンド内でつらい思いをしたこの人が
亡くなってしまったのは、「ええぇぇぇ〜それは悲しいよ!」と思った。
こういう人はね、幸せにならないといけないよ。
病気だったことも知らなかったから、さみしい気持ちになった。
2009 11/11 22:53:57 | none | Comment(0)
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9月15日(月) アメリカのリーマン・ブラザーズ社が倒産した。
負債総額が64兆数千億円て、兆ってなによ?兆って・・・それも2ケタ。
そりゃあ大きなニュースになるわ。大事件だわさ。

投資銀行/証券会社だから、
金になるものに投資して生まれた利益を得るとか、
企業を買収してメンテしたり体力つけたりして高く売り出して利益を得る、
証券会社だから、株で儲ける・・・ということをやってきたわけよね。
なにかを作るとか、なにかを売るとか、人が求めるサービスをするとか、
人の暮らしに直接関わることをしないで、常に「先を読んで」お金を動かす。
そうやってお金でお金を生み出して増やしていく。
これもビジネス・・・なんだよな。すごいな。これもありなんだよな。
まさしく「マネーゲーム」だ。

世の中の流れが変わるとお金の動きも変わるから、
予測からはずれていくと、そこを埋めるためにお金を補填して、
それに使ったぶんをまたよそから補填して・・・みたいになっていくのでは?
投資先の赤字や倒産が増えると、得るはずの利益が入ってこないどころか、
元も回収できないから、会社は危機になる。
そうやって、あっちもこっちも不良債権が次々に発生して、
それでもまだ、長い歴史がある企業だけに社長から社員まで誰ひとり、
会社が破綻することを実感できなくて、そこまでの危機感もなかったんだろう。

うちは大丈夫・・・という思いが頭の中のどこかにずっとあって、
それが危機回避を遅らせてしまった原因だと思う。
このアバウトさの為に、世界中がこれから大迷惑なことになっていくのは、
納得できんなあ。
2009 11/11 22:52:34 | none | Comment(0)
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2008年

9月1日(月)の「オールナイトニッポン」は中川翔子だった。
ラジオでもいつもと変わらない「しょこたん」で、しゃべり倒してた(笑)。
全国のファンが心のなかで「キターーーー!」と叫んだことと思うけど、
番組始まったら本人が冒頭で「貪欲たいむキターーー!」と叫んでたのが
すごくおかしくて笑えた。

始まって20分くらいで番組あてのメールが1万通を超え、
本人曰く「メールサーバーがえらいことになってます!」という人気ぶり。
タダごとじゃない雰囲気なのは聴いてるこっちにも伝わってきたから
それがまた番組を面白くしていて、聴いていて楽しかった。

ゲストは2人いて、
前半は、国立天文台の天文情報センター長・渡辺潤一氏。
後半は、声優の福井裕佳梨。

今回のテーマは「宇宙」・・・てことで、渡辺潤一氏に来て頂いたそうで、
真面目に宇宙についての謎や疑問を聞いていた。
これがいちばん面白かったな。

☆現在、観測できているいちばん遠い宇宙は128億光年さき。
☆宇宙のいちばん端は480億光年くらいのところだという説がある。
  地球を中心とした距離なので、これがおおよその宇宙の大きさとなる。
☆宇宙は膨張しているが、そのスピードは外側ほど早く、
  いちばん端は光速を越える速さで拡がっている。
☆我々のこの宇宙と同じような宇宙がほかにも複数存在している可能性があり、
  宇宙はひとつではないようだ、というのがわかってきた。

しょこたんが「ギガントすごいっすなー!」と驚きまくっていたが、これはびっくり。
渡辺氏はこんな話を落ち着いて普通にしゃべっていて、それがまた、面白かった。
2009 11/11 22:50:36 | none | Comment(0)
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2008年

NHK-FMで、8月25日(月)〜29日(金)の5日間、23:00〜24:00に
夏の特番「渋谷陽一のサマー・ロックトーク・セッション」が放送された。
タイトル通り、毎回、アーチストを1人招いて対談するという内容。
出演したのは下記の5人で、豪華な顔ぶれだ。凄いです。

8月25日(月) 浜田省吾
   26日(火) 佐野元春
   27日(水) 坂本龍一
   28日(木) 仲井戸麗市
   29日(金) 桑田佳祐

僕は26日(火)にこの番組を知ったから、初日の浜田省吾だけは聴き逃した。
あとの4回はすべて録音したから、それだけがちょっと残念。

佐野元春はいつもの佐野さんで、穏やかにあの口調でしゃべってた。
「ファンにお返ししたい」「素直に感謝したいという気持ちになってる」という
ことを話していたのが印象的で、もう50代だもんなあ、としみじみ思った。
仲井戸麗市は、渋谷さんとは昔から仲が良い友達だそうで、
この日も番組収録というより、友人同士がざっくばらんにしゃべってるという
内容になっていたのが楽しかった。
2人とも、なにも構えてなくて、素のまんま・・・に聴こえてたもんね。

面白かったのは坂本龍一で、渋谷さんが相手だと気持ちが構えないのか、
「世界のサカモト」がNHKに出てるのに、リラックスした様子で楽しそうだった。
渋谷さんが「早く新作作ろうよ、出そうよ。みんな待ってるんだからさぁ・・・」と
言い出して、最初はあれこれ言って適当にかわしていた教授が、
渋谷さんがどんどんそれで押していくもんだから、最後にはもう、
なにも言えなくなってしまって押し切られてしまい、すごく笑えた。
でも、教授もけっこうそれを楽しんでる感じだったから、よかったのかもね。

桑田佳祐は、録ったやつをまだ聴いていない。
先日の30周年コンサート最終日(24日)の翌日に収録した・・・と、
渋谷さんがブログで書いてたから、今回のライブの話をしてるんだと思う。
2009 11/11 22:45:53 | none | Comment(0)
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8月24日(日) サザンオールスターズの30周年ライブをWOWOWで見た。
18:00〜完全生中継があったので、楽しみにしていたのだ。
春に無期限活動停止を発表しているので、今回はもう出し惜しみなし!の
在庫売り尽くしセール!みたいなセットリストになっていて、圧巻だった。
本編だけで42曲。さらにアンコールが4曲。全46曲は凄いです。

ファンへの感謝と、それを精一杯伝えようとするサービス精神が伝ってきて
部屋で見ていても嬉しくなったし、楽しかった。
最新シングル「I'm Your Singer」ではメンバー全員でエグザイルみたいに
踊りながら、しかもさりげなく、病気療養中の野沢秀行が加わっていて、
この曲だけメンバー全員揃う、というニクイ演出が良かったな。

ひとつだけ、う〜ん・・・と思ったのは、全体の流れというか構成。
曲をたくさん詰め込みすぎて、ちょっとしんどいな・・・と感じたよ。
メドレーみたいに演奏をつないで、曲が進んでいくところがあって、
そのコーナーが長いうえに、しかもひとつじゃないから、
ひと息つく間がないし、緩急やメリハリも伝わりにくくなっていたと思う。
トークやメンバー紹介で場面転換していたけど、人気曲がどんどん続くし、
お客さんは、楽しみながらも少し窮屈なしんどさを感じていたのでは?。
もう少し曲数を絞って、メドレーはひとつだけ作って見せ場にして、
あとは1曲1曲をしっかり聴かせていく・・・としたほうが、
もっともっと良いコンサートになったはず。
それだけが気になった。
惜しいなぁ〜。
2009 11/11 22:43:38 | 音楽 | Comment(0)
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8月21日(木)
奥平真吾JAZZトリオ From New York のコンサートへ行った。
会場は福山リーデンローズ小ホール。
少し空席もあったけどほぼ満員で、いい感じの熱気があって、良い雰囲気。
知り合いのKtさんが僕を見つけて声をかけてくれた。嬉しい。

奥平真吾        ドラム
シェリル・ベイリー   ギター
ブライアン・シャレット オルガン

 1 サイザルの畑
 2 
 3 Dance of the Dream Maker
 4
 5
 6

 7 Starbrite
8 Ray's Way
9 A Soft Green Light
10 The Wesenback
11 Ceder's Mood

12 Take The Coltolane

15分の休憩をはさんで2部構成、2時間5分のコンサートだった。
曲紹介のメモとって、あとからネットで調べたけど、わかったのはこれだけ。
全曲、英語のタイトルだし、僕は一切、曲を知らないから、これは仕方ない。

エレキギターのジャズは退屈そうなイメージしかなかったから、
チケット買ってみたものの、どうなんかな〜?という思いはずっとあった。
でもステージが始まると、3人が対等に音で会話していて、
それぞれのソロがあるし、アドリブセッションみたいな展開もあって、
聴いていて、とても面白く、ダレないし、飽きなかった。
第1部の最後の曲なんて、ドラムソロからオルガンとギターのかけあいに
なって、そのセッションのなかでオルガンとギターそれぞれのソロがあって、
そうやって見せ場を用意しながら演奏はどんどん熱く熱くなっていく・・・という
展開で、客席からは何度も歓声と拍手が沸き起こって盛り上がった。
楽しかったなあ。

バンドリーダー奥平真吾のドラムは、力いっぱいドタバタ叩くでなく、
小技が多いテクニックひけらかしタイプでもなく、軽やかで伸び伸び叩いてて
聴いていて重くないし、明るさと気持ちよさがあってすごく良かった。
少年のまま・・・みたいな若々しいルックスの人だから、
それも手伝って、バンドの雰囲気が明るいものになっていたし、
とにかくドラムが大好きで、演奏するのが楽しいんだよ・・・というのが
見ていて素直に伝わってきた。
こんなドラムは初めて聴いたし、すごく良かったし、凄いもの見ました!
シェリル・ベイリーのギターは、まろやかな音色でやわらかい演奏をしていて、
あれこれ弾きまくるという感じではなく、全体のアンサンブルに色をつけていく
というタイプで、しかも同じギターをずっと使っていたのにびっくり!
音が自由に泳いでる・・・と感じたなあ。
ブライアン・シャレットのオルガンは、60年代のサイケデリックな音から
モダンでおしゃれなサウンドまで、曲に合わせ、セッションに合わせて
アンサンブルを自由に演出していた。
オルガンて、こんなに表現豊かなことが出来るんだ!と驚いたし、
彼の演奏はどこか、それで遊んでるように感じられて、見ていても楽しかった。
無邪気なおじさんだなあ、という印象。見た目は渋いのにね(笑)。

チラシに載っていた写真を見て、男性だと思っていたシェリル・ベイリー。
ステージに3人が登場してきたとき、そこで初めて女性であることがわかり、
うわぁ!と驚いた。
ショートカットだし、スラっとしてるし、あの写真は男に見えるよなあ(笑)。
いや、べつにいいんだけどね。

2009 11/11 00:27:51 | 音楽 | Comment(0)
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