米MicrosoftのMacintosh Business Unit(MacBU)は11日(現地時間)、Mac向けの次期オフィススイート「Office for Mac 2011」を発表した。北米で2010年内の発売を予定し、国内での提供時期も後日発表予定。
Office for Mac 2011は、共同作業の機能や新ユーザーインターフェイスを採用。共同編集ツール、Office Web Appsを使って、さまざまな場所からWord、Excel、PowerPointの同じファイルで作業したり、インターネットに接続可能なデバイスから共有できる。
UIのリボンはMacの従来のメニューとスタンダードツールバーを用い、作業領域を広げたい時にはリボン/ツールバーを隠すこともできる。頻繁に使用される機能の80%以上が初期設定の画面に表示されており、余計な時間をかけず必要なツールを探し出せるという。
このほか、Entourageに代わって、Exchange Web Servicesプロトコルを活用する「Outlook for Mac」を提供。Outlook for MacはCocoaを使って開発されており、Mac OSとの連携が向上しているという。
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