2010年 05月 20日 の記事 (1件)


裁判員制度導入から、今日で丸1年が経ちました。
私も裁判員になってみたいって思ってますが、まだその通知は送られてきません。
新聞などで読む経験者の話しを、実感したいと思ってます。
ただ、やっぱり仕事との関係は気になりますよね。大丈夫なのかな?って



◆裁判員制導入1年で弁護士会見(5月20日読売新聞)
「被告の矯正に好影響」
裁判員制度導入から21日で1年となるのに合わせ、高知弁護士会、日本司法支援センター高知地方事務所(法テラス高知)の弁護士4人が19日、高知市本町の法テラス高知で記者会見を行った。制度について「被告の矯正には好影響」「事件の切り口、伝え方に努力が必要」などと見解を述べた。

 県内では、19日に判決が出た傷害致死事件を含めてこれまでに3件の裁判員裁判が行われた。6月には2件、7月にも2件の公判が予定されている。

 高知弁護士会の刑事弁護委員長も務める小泉武嗣・法テラス高知副所長は「1年目は件数が少なかったこともあり順調だったが、(対象事件が増える)2年目からが正念場」と強調。弁護側より検察側の立証が分かりやすいと思われる傾向に「検察が描く事件のイメージとは違う背景を、裁判員に伝える力を高めていきたい」とした。対策として▽裁判を担当した弁護士が経験を伝える機会を設ける▽弁護士会の刑事弁護委員会の人数を8人から12人に増やす――などの案を挙げた。

 一方、控訴審で1審の判決が尊重される傾向があることついて「3審制の意義が薄れる」と懸念を示した。

 県内で2件の裁判員裁判の弁護を経験した高宮大輔弁護士は「裁判員だけでなく、被告にとっても分かりやすく審理が進められている」と制度を評価した。


2010 05/20 09:41:58 | none
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