2012年 02月 24日 の記事 (1件)


弁護士が債務整理からの過払い請求という流れで消費者金融を徹底的に追い込みましたからね。
これで消費者金融がどんどん赤字計上をして最後に破綻…というのが定番になるかと思いきや、意外にも黒字が多いんですね。
黒字にするために怒涛のごとく繰り返される過払い請求にも負けず、死ぬ思いで仕事をしてきたんでしょうけどね。
貸金業法の改正は消費者金融に大きな衝撃を与えましたから。グレーゾーン金利が廃止されたことによって、引き直し計算をした結果、過払い金があると分かり、過払い請求をする人が激増したおかげで、消費者金融はすっかり干上がったと思っていたのですが、黒字は意外でしたね。消費者金融で働く人々の並々ならぬ努力が黒字へとつながったような気がしてなりません。


◆消費者金融3社、2社が黒字に 4〜12月(2月10日日経新聞)

 消費者金融大手3社の2011年4〜12月期の連結決算が10日、出そろった。アイフルとアコムが最終黒字を確保した一方、プロミスが利息返還に備えて引当金を積み増したことが響き1821億円の赤字(前年同期は104億円の黒字)だった。

 アイフルの最終損益は前年同期比75%増の169億円の黒字、アコムは421億円の黒字(前年同期は421億円の赤字)だった。利息返還損失引当金の計上がなかったことに加え、人件費などコスト削減が寄与した。貸金業への規制を強めた改正貸金業法の施行を受け、売上高に相当する営業収益は3社とも減少した。

 アコムは通期で429億円とする最終利益目標をほぼ達成した格好だが、「引当金を追加計上する必要があるかどうか見極めたい」として業績修正を見送った。
2012 02/24 17:06:12 | none
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