こうやって息子を奪われ未来の希望も失った被害者がいくら訴えても何も変わらない司法って何のためにあるんだろうと思いますね。 加害者ばかり守られる今の裁判は本当にこのままでよいのでしょうか? 加害者は名前を変えて社会に復帰できるのに、被害者は未来を奪われ悲しみから復帰することはできません。 こんな不公平な世の中はおかしいと思いますね。
大津・16歳暴行死:息子の命奪われた母が講演 癒えぬ悲しみ訴え−−県警本部 /神奈川(毎日新聞 2月24日)
大津市で少年2人に暴行を受け死亡した青木悠さん(当時16歳)の母和代さん(64)が、横浜市中区の県警本部で「いのちを大切に〜少年法改正の前日に息子の命を奪われて」と題して講演し、警察官や各機関の被害者支援担当者ら約220人が耳を傾けた。
悠さんは01年3月31日、当時15歳と17歳の少年に「合格祝いにカラオケに行こう」と大津市の小学校に呼び出され、執拗(しつよう)な暴行を受けた末、6日後に亡くなった。悠さんは中学3年の時、交通事故で半身不随の大けがをし、壮絶なリハビリを経て高校に合格したばかりだった。 和代さんは「息子がいて当たり前の生活は戻ってこない。残された家族に将来も夢も平凡な幸せもない。加害者が一生かけて罪を償うのを見届けて息子の元に逝きたい」と癒えない悲しみを訴えた。 少年法については「何の罪もない弱い子の命を奪っても加害者は法で守られ、少年院で矯正教育を受けて社会に出られるのは信じられない」と語った。「(加害者側を相手に)民事訴訟を起こそうとすれば弁護士費用や訴訟費用などが必要」と国の犯罪被害者等給付金の拡大も訴えた。
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