事件の真相って双方の協力がないと絶対に明らかにならないですが、弁護士は立場上被告に不利なことは言えないし・・・
でも、真実を言ってはいけないっていうのはなんだか腑に落ちないところがありますよね。
いくら被告を守らないといけないし・・・矛盾。


◆被告に不利な上申書を検察に提出 担当弁護士を戒告処分(2009年9月2日 朝日新聞)

 刑事事件の被告の弁護人として被告に不利な内容の上申書を検察側に提出したとして、大阪弁護士会は会員の男性弁護士(61)を戒告の懲戒処分とした。8月31日付。弁護士は取材に「被告には上申書の内容を事前に説明し、了解も得た」と反論。処分を不服として、日本弁護士連合会に審査請求するという。
 関係者によると、弁護士はあっせん収賄容疑などで06年4月に逮捕された元神戸市議の村岡功被告(71)=一、二審で実刑判決を受け上告中=の弁護を引き受けた。同7月、元市議側が贈賄側とされる業者から資金提供を受けたことを認める内容の上申書を作り、神戸地検に提出。一審判決前に弁護人を辞任した。
 弁護士会は、上申書の内容を事前に元市議に知らせなかったと認定した。
2009 09/04 11:40:55 | none
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